NZTAKMANのブログ

30代。政治経済/社会/異文化/筋トレ/チームマネジメント

日本文化

岐阜市加納地区

■岐阜市駅の南部周辺。 加納という地名が定着している。古くからあるような整備された地域で、歴史の感じる場所。 現在は富裕層が住む閑静な住宅街?というイメージ。土地は狭めでステータスと安心感を感じる地域。江戸時代の町屋、宿場町の名残から密集した…

一心不乱/高井さん知多半島完歩。

■一心不乱:何か一つのことに心を集中して、他のことに心を奪われない様。肯定的な意味。 雑念を捨てて仏に帰依(きえ=神仏の教えを拠り所として守ること)すること。 ■例:勉強に一心不乱に励み、大学合格を目指す。 一心不乱にゴールを目指す。物事に一心…

萬家太平春(ばんか・たいへいのはる)

■意味・由来:どこの家にも、誰にでも平和で穏やかな春が訪れる。 春という季節はすべての家庭に対して等しく訪れるものだ。家の繁栄を表現し、心和む言葉。 萬家⇒あらゆる家。全ての家。萬=万事。ばんじ。すべての。 書道や茶道で選ばれる格言。 ■作者:小…

ひな人形・ひな祭り

■ひな祭とは?3月3日の行事で女の子の健やかな成長を願うもの。 もともとは中国から伝わった『五節句』のひとつの『上巳=じょうし=3月3日のこと』。 季節の変わり目は昔から邪気が入りやすいとされていて、昔は中国では川で身を清める習慣があった。日本で…

春水満四澤(しゅんす・いしたくにみつ)

春水満四澤(しゅんすいしたくにみつ) 『四澤に満つ』:どの沢も潤っている。 ■禅語。春先の茶の湯の言葉。 ■意味/解説:春には行けど雪解け水があちこちの沢に満ちてくるものだ。 『春水』=春になって雪や氷が解けて流れ出す水。 『満』=満ちる。『四』…

諏訪とは?

■諏訪は『沢』が語源の地名だと言われている。『スワ』=『サワ』 山から流れる川の水が産地や盆地を潤して湿地や湖を形成する意味。 諏=はかる/とう/集まって話し合う。 沢=川の一種。特に山の上流にある細い川、短い川の通称。 ===========…

一花開天下春(いっかひらいて・てんかはるなり)

一花開天下春(いっかひらいて・てんかはるなり) ■意味:一輪の花が開いて天下が春になる/一つの花が開くと天下が春だと知れる。 禅語。一輪の花が開くことで春が訪れるように、1人の人間が現れたり、私たち一人一人が花開くことによって世界が平和になっ…

花紅柳緑(かこう・りゅうりょく)/茶道

■意味:春の美しい景色のこと。色とりどりの華やかな装いの形容。 花は紅に、柳(ヤナギ科の総称。落葉高木らいようこうぼく)は緑の意味。 禅宗では自然そのものの姿こそ悟りの境地であると言われている。 禅宗『花はくれない、柳はみどり。』 春の花:桜、…

橿原市忌部(いんべ)町

■忌部氏(いんべ・し):古代の朝廷の祭祀(さいし=神や祖先を祭ること。祭事。)を司った中央氏族・忌部氏発祥の地。奈良時代、中臣氏と共に伊勢神宮への奉幣使(ほうへいし)に任命されたが、中臣氏(藤原氏)の権勢に押された。 ■天太玉命神社(あめふと…

見わたせば 比良(ひら)のたかねに 雪きえて 若菜摘むべく野はなりにけり

季節:三月上旬。冬の寒気があけて春の兆しを実感する頃。 ■読み:みわたせば ひらのたかねに ゆききえて わかなつむべく のはなりにけり ■意味:遥か遠くを見渡すと、比良の高い峰から雪が消えている。なるほど、京都はすでに若菜を摘んでよい野原の時季に…

椿大神社(つばき・おおかみやしろ)

伊勢国『一の宮』 猿田彦大本宮 『これからの人生を無事安泰に。』 ■祓ひ給へ、清め給へ、守り給へ、幸へ給へ。⇒『厄をお祓いください、けがれを取り除いてください、災難からお守りください、そして幸せな暮らしをお恵みください』。 ■道別(ちわき)の神。…

窪田の常夜灯(1817)

■窪田の常夜灯:長さ8.6m市内最大の常夜灯。1917年(文化14年)に造られた。窪田周辺には宿場町であった。(地震によって3回常夜灯は倒れたそうだ) 1000人以上の寄進者には北海道の人の名前も見られ、全国津々浦々に伊勢神宮に対する信仰が浸透し、伊勢参…

藤堂高虎 ③功績

高虎の体格【190㎝100kg】は野茂英雄、佐々木主浩クラス。 ■遺訓二百カ条(高山公遺訓二百カ条) 藤堂家の家訓の200カ条で様々なことが細かく丁寧に書かれている。生き方や心構え、人を使う術などが政治家、管理者、経営者に通ずる教えが記されている。 ・『…

藤堂高虎② 津城

■津城の特徴:優れた防御性。高い石垣と広い内堀。 1)輪郭式。曲輪(くるわ)を回の字に配置。高い防御性。さらに町全体に土塁(どるい)や堀をで防御。 2)伊勢街道(参宮街道)を城下町に。海岸沿いから城下町中心を通過させる配置にした。 ⇒街道沿いの…

藤堂高虎① 1556-1630

■戦国時代から江戸時代初期にかけての武将、大名。外様大名。家康の重鎮。 ■経歴:滋賀県甲良町出身。北近江の浅井長政に仕える。その後、羽柴秀長(秀吉の弟)に仕え、多くの合戦で顕著な戦功を挙げ、主君からの信頼を得て活躍。秀長が亡くなると、秀吉、家…

山の表現①

■空気遠近法:大気が持つ性質を利用した空間表現法。 遠景(えんけ=遠くの景色)ほど対象物が青味がかってみえ、さらに輪郭線がかすんで見えること。色彩をより大気の色に近づけることで空間の奥行きを表現。 ■水墨画のような景観/霧のかかった山/山に霧…

昔の舟運はどのように上流に移動したのか

■川をさかのぼるには?:①岸から綱で舟を曳く方法 ②帆を張って蛇行する方法(順風のときのみ)。 流れにさかのぼって舟を移動させるのは重労働であり、下りの4倍日にちがかかったと言われている。(例:下り1日、上り4日)。また流れの緩い川でないと成立し…

藤堂高通(とうどう・たかみち)1644-1697

■1644-1697年。江戸時代前期から中期の大名。藤堂高次の次男として津城で生まれる。高虎の孫。伊勢久居藩、初代藩主。あくまで津藩を本藩とした意向に沿って藩政が運営された。 ■初代久居藩主 1669年に、津幡第2藩主の藤堂高次(たかつぐ)公が隠居する際…

松阪森林公園2月1日

■バーベキュー、キャンプ、ピクニック、散歩などいろいろな外遊びが楽しめるアウトドア施設。松阪市伊勢寺町(まつさかしいせでらちょう)にある。 =================== 周辺の自然 ■堀坂山(757m)ほっさかやま。体力度③ 松阪市伊勢寺町…

神馬(しんめ)の湯―多度・桑名

■神馬の湯とは?:三重県桑名多度大社の麓にある日帰り温泉施設。 2021年3月にオープンした市官民連携。値段平日880円、着替え(岩盤浴用)を含むと追加で300円。 ■馬と多度:古くから多度大社と馬はゆかりがあり、『上げ馬神事』は三重県の無形民俗文化財(…

スイスと日本の子育ての違い

■スキンシップ:スイスは親子同士でハグやキスが日常的。子供が大人になっても続く。 スイスではお風呂は一緒に入らない(湯船で身体を洗うから!?)。 日本は手を触ったり、腕も組まない。⇒その代わり、川の字で寝たり、お風呂に一緒に入ったりする。 ■■自…

銭掛松(ぜにかけまつ)

■伊勢別街道沿いにある、松を祀るお堂。お堂の中には、松の古木がお産られており、境内には何代目かの松が植えられている。松の隣にある常夜灯には1822年(文政)、1857年(安政)再建とある。 ■エピソード:西国(さいごく=日本西部の諸地域、不特定)に住…

1月20日大寒(だいかん)

■大寒とは(1月20日頃):1年中で最も寒さが厳しい時季。大寒は『最も寒い日』でその日一日を指す。1年のうち最低気温が観測されるのがこの頃であるが、『春遠からじ』と春が近づく時季でもある。次は『立春』。 大寒の最終日(立春の前日、2月3日頃)が豆まき…

内宮・風日祈宮(かざひのみのみや)

■風の神を祀る別宮、内宮の一番南側に位置する神社 鎌倉時代の元寇(げんこう=モンゴル低異国)の時、蒙古(もうこ=モンゴルの遊牧民)襲来から神風(かみかぜ)を吹かせて日本を守った神。雨風は農作物の育ちに影響するため、古くから正宮に準じて丁寧に…

外宮・古殿地(こでんち)

伊勢神宮へ参拝に行き、外宮の中で一番パワー(神秘的、神聖なエネルギー)を感じたので調べてみた。 ■古殿地(こでんち) 広々とした白い玉砂利の敷地に小さな小屋(=覆屋おおいや)がポツンとあり、御正殿が以前にあった場所。この小屋の場所には以前の遷…

長谷寺(ちょうこくじ)

■近田山(きんでんざん)長谷寺。臨在級相国寺派の寺院。津市街の西方にある長谷山の中腹に位置するお寺。長谷山の参道にも続く。本尊(ほんぞん):十一面観音菩薩。あらゆる方向に顔を向け、すべての人を救済してくれる観音。十一の顔をもつ。 ■歴史:開基…

須賀神社

■須賀神社とは:元々は京都の八坂神社の分社。祇園信仰(=牛頭天王とスサノオ神が同体して鎮守されている事)。須賀神社の場合、主祭神はスサノオノミコト(疫病から守る神、激しい性格の暴れ神)とクシナダヒメノミコト(奥さん)。二人が結ばれ平和な世に…

おせちとは?

■おせち料理:御節(おせち)とは、『お節供(=せっく節句)』の意味するところからきている。季節の変わり目の祝い事をする日を『節日(せちにち)』と言い、中国の唐の時代の『節=1年を竹のように区切り特別な日』を数えることを日本が倣ったと言われて…

黒豆とは 『充実=まめ』

■黒豆とは:表皮の色が黒い豆のことを指し、おせち料理ではこれを醤油と砂糖で甘くに漬けたもの。祝い肴三種の一つ。起源は諸説あるが、室町時代にはこんにゃくと炊いた坐禅豆が作って食べたのが始まりであり、江戸時代後期には、黒豆を炊いて大衆で食されて…

たつくり(田作り)

■田作りとは? カタクチイワシの幼魚を乾燥させ、炒って砂糖と醤油とみりんでからめたもの。 『ごまめ』とも呼ばれている。小さい群れを表す『細群こまむれ』が語源。豊作を願って『五万米』と当て字をした。 祝い肴(いわいざかな)の三種の1つとして有名…