NZTAKMANのブログ

30代。政治経済/社会/異文化/筋トレ/チームマネジメント

窪田の常夜灯(1817)

f:id:nztakman:20220305213234p:plain

f:id:nztakman:20220305213202p:plain

■窪田の常夜灯:長さ8.6m市内最大の常夜灯。1917年(文化14年)に造られた。窪田周辺には宿場町であった。(地震によって3回常夜灯は倒れたそうだ)

1000人以上の寄進者には北海道の人の名前も見られ、全国津々浦々に伊勢神宮に対する信仰が浸透し、伊勢参宮は旅人で賑わい、街道も整備された証である滋賀県の商人が資金を出して造り、当初は伊勢神宮まで運ぶつもりだったが、運ぶのが困難になりこの地域(大里坂部)の人々と話し合って設置したそうである。

 

■ルート:関―津を結ぶ伊勢別街道であり、江戸時代は京都滋賀方面から参拝者で賑わった。

 

■常夜灯が建立されたのは、江戸時代後期が最盛期。

 f:id:nztakman:20220305213359p:plain

 

■常夜灯(石灯籠の一種):一晩中つけておく明かりのこと。⇒街道沿いや渡し場(渡し舟の発着地化ける)などに設置されている建造物。

目的:夜道の安全ための街灯。常に心の不浄を焼き払い家内安全を祈るもの。(=永代常夜燈)石灯籠は仏教と共に日本に伝わる。

 

=====================¥

■灯籠との違い。

灯籠は街灯で屋外用の照明器具。ろうそくの炎などの光源が風で消えないように木枠と紙で囲ったものが起源。飛鳥時代に伝来。時間が来たら消すもの。⇔常夜灯は、昼夜常に灯りがついている状態。

f:id:nztakman:20220305213417p:plain


■広島県福山市、鞆の浦(とものうら)の石造常夜灯。

1859年に船の出入りを誘導するために建てられた常夜灯。高さ5.5m、海中の基礎の上から宝珠まで11mある江戸時代の日本最大級の大きさを誇る。

瀬都内の港町として歴史的に重要保存地区に選定。日本屈指の建物数。ポニョのモデル町とされている。

f:id:nztakman:20220305213433p:plain

f:id:nztakman:20220305213445p:plain



参照:

https://www.cc.okayama-u.ac.jp/~baba/ranking/18_joyato.html

https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/sights-spots/94924.html

https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/kaidou/arakaruto/index4.htm

https://lowch.com/archives/18086

https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/rekishi/kenshi/asp/arekore/detail.asp?record=86