NZTAKMANのブログ

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椿大神社(つばき・おおかみやしろ)

伊勢国『一の宮』 猿田彦大本宮

『これからの人生を無事安泰に。』

■祓ひ給へ、清め給へ、守り給へ、幸へ給へ。⇒『厄をお祓いください、けがれを取り除いてください、災難からお守りください、そして幸せな暮らしをお恵みください』。

■道別(ちわき)の神。道別とは、ぐんぐん進路を分け開くこと。

『ちわき』の音が変化して、『つばき』に。そして椿神社へ。

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■伊勢国『一の宮』とは、椿大神社と都波岐神社(つばきじんじゃ)・奈加等神社(なかとじんじゃ)の二社を指す。

■椿大神社:三重県鈴鹿市山本町にある神社で、主祭神の猿田彦大神を祀る全国2000以上の神社の本宮。全国から参拝者が訪れる。三重県では、伊勢神宮、二見興玉(ふたみおきたま)神社に次いで3番目に参拝客が多い。昭和10年に内務省により猿田彦大神の総本社として認定。鈴鹿山脈の入道ヶ岳(にゆうどうだかけ)の麓に古くから鎮座している。

■猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ):開運みちびきの神様として知られる。猿とも天狗ともいわれる怪奇な風貌が特徴。天孫(てんそん=天照大神の孫でニニギノミコト/降臨の際稲作を地上にもたらした農業の神。男性。)を道案内した故事から、道の神とされた。交通安全の守護神として警視庁にも祀られている。

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天之鈿女命(アメノウズメノミコト)⇒猿田彦大神の奥さん。芸能の神様で、結婚もしている事から縁結びの神様としても信じられている。夫婦円満、芸能上達。

■天孫降臨(てんそんこうりん)の神話。

天皇家の由来と古代国家の起源に関する神話。6-7世紀の成立。天照大神は孫のニニギノミコト(写真下)に三種の神器を与え、日本国を高天原(たかまのはら)のように素晴らしい国にするために降臨するように命じた。ニニギノミコトが他の神様と共に天降(あまくだ)ろうとすると、怪しい光を放つか神様がいました。『そこで何をしているのか?』と神々が尋ねると、その神様は猿田彦神と名乗り、ニニギノミコトが降臨されると聞き、お迎えにあがったと答えた。その後、猿田彦神は先導し、いくえにも重なった雲を押し分け、日向の高千穂峰(たかちほのみね、宮崎と鹿児島も県境にある山)に無事降りられ、日本の国を豊かで平和に納めれた。

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■境内のパワースポット:恋愛成就(じょうじゅ)の『かなえ滝』

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■一の宮とは、ある地域の中で最も社格の高いとされる神社のこと。

地域によっては、一宮の継ぐ社格として二宮、三宮と続く地域もある。社格制度は平安時代後期に始まる。

■近畿地方の猿田彦神社の分布

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参照:

http://jinjajin.jp/modules/contents/index.php?content_id=198

https://www.kankomie.or.jp/report/detail_379.html

http://msw316.jpn.org/07ichinomiya/kikoubun/16ise/ise_ichinomiya.html

https://xn--u9ju32nb2az79btea.asia/shinto15/shrine108.html

https://www.jinjahoncho.or.jp/shinto/shinwa/story7