NZTAKMANのブログ

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おせちとは?

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■おせち料理:御節(おせち)とは、『お節供(=せっく節句)』の意味するところからきている。季節の変わり目の祝い事をする日を『節日(せちにち)』と言い、中国の唐の時代の『節=1年を竹のように区切り特別な日』を数えることを日本が倣ったと言われている。その節日の日に神様にお供えする食べ物(神饌物:しんせんもの)を『節供(節句)』と呼んでいた。この節句(せっく)が、御節と変化したのが始まり。

 

 OSECHI are Japanese New Year traditional foods, which are eaten by a lot of Japanese New Year's Day. It includes man y kinds of Japanese traditional foods, and they are packed together in JUBAKO, which is a special box that resembles bento boxes.

 

■歳神様:新年に各家庭にいらっしゃる歳神(としがみ)さまへお供えし、年が上げてから神様のお下がりとして頂く料理のこと。※歳神様とは、家を守ってくれる神様。元旦に新年の幸せともたらために近くの高い山から降りてくると信じられている。昔の人は、祖先の霊が田の神、山の神、正月には歳神となって子孫の繁栄を見守ってくれると考えた。そのため、人々は歳神様をお迎えしてお祝いする様々な風習や行事が生まれた。

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■節日(せちにち)とは、季節の変わり目など祝いを行なう日。せつじつともいう。

節句(せっく)とは:中国の陰陽五行説を由来として日本に定着した暦。伝統的な年中行事を行う季節の節目となる日。またその時に神様にお供えする食べ物のことも指す。

■日本の五節句:奈良時代に中国から伝えられた。『陰陽五行説』が由来とされており、古くから年中行事を行う節目として大切に扱われてきた。中国から伝来された当初は、節句の種類も多かったが、日本の文化と共に見直され、江戸時代には5大節句が祝日とされた。

1月1日(元旦)⇒のちに7日に変化。中国では奇数が重なる日は、強い陰をなす日として恐れられ、身を清めてお供えをした。

1月7日(人日の節句:ジンジツ)人日とは中国の占いで、『人を大切にする日』という意味。7種類の若菜を入れた温かいスープを飲んで、一年の無病息災を祈る日。

3月3日(上巳の節句:ジョウシ・ジョウミ)中国の風習でこの日に水辺で身体を清め、宴会を催し、厄災(やくさい)を祓っていたことから。日本では人の形を草木や紙でこしらえて、水に流して祓いとしていた。⇒ひとがたがひな人形の始まり。

5月5日(端午の節句)端午の端は、月の初めの午(うま)の日という意味。午とは、中国の旧暦で十二支の寅が1月で始まり、馬が五月。古来中国では、菖蒲(ショウブ)やよもぎを軒(のき)に吊るして邪気を祓っていた。ところが、日本では宮中から武家社会への拡がり、菖=尚武(武道を尊う事)の節句として変遷してきた。武家に男の子が生まれると縁起がいいと祝い広まったのが始まり。鯉は出世する魚(鯉の滝登り)として願かけ。

7月7日(七夕の節句:シチセキ)棚機(たなばた)とは古い時代の日本で、水の神様に秋の豊作をお祈りした行事のこと。棚機津女(たなばたつめ)という女性が、水辺にある機屋(はたや)にこもって、神様のために心を込めて着物を織った。織姫と彦星の話は中国から。

9月9日(重陽の節句:チョウヨウ)一年で最も縁起がよく、不吉な日あるとされ、邪気を祓い無病息災、長寿を願って、時期の菊の香りを移した菊酒や栗ご飯を食べた。

■:中国では奇数を陽数と呼び、縁起がよいとされてきた⇒無病息災、子孫繁栄を願った。一歩緒で、陽数が重なると災いが起こりやすいともいわれ、邪気を払う風習も根付いた。旧暦の9月9日は現在の10月中旬頃で、菊の花が美しく、霊草を信じられ、菊の花を観賞したり、菊の花を漬け込んだ酒を飲んで不老長寿・無病息災を願った。

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参照:

https://www.oisix.com/shop.osechi--cont-imi__html.htm

https://es.aeon-hokkaido.jp/eshop/hanyou?hcd=2019111401

https://kougetsu.co.jp/tangonosekku/tango-iware.html

https://www.kibun.co.jp/knowledge/shogatsu/iware/toshigamisama.html

https://www.ningyo-kyokai.or.jp/mamechishiki/sekku/jinjitsu.html

https://www.jalan.net/news/article/528108/

https://japanknowledge.com/articles/blognihongo/entry.html?entryid=365

https://www.seigetsudo-honten.co.jp/park/noshiinfo/tangonosekku

https://www.jishujinja.or.jp/tanabata/yurai/