山の表現①
■空気遠近法:大気が持つ性質を利用した空間表現法。
遠景(えんけ=遠くの景色)ほど対象物が青味がかってみえ、さらに輪郭線がかすんで見えること。色彩をより大気の色に近づけることで空間の奥行きを表現。
■水墨画のような景観/霧のかかった山/山に霧がかかっている。
霧をまとう富士山/まとう⇒身に着ける、着る。擬人法。
幻霧(げんむ):雲海のように形成された波打つ霧。例:幻霧の湖畔。幻霧の丘。
■山霧:(雨が止んで、)山霧がたなびく。山霧走る(山霧沸き立つ)吉野山
奈良盆地が大雲海に包まれる。原生林が霧の海に沈んで幽玄な雰囲気を見せてくれる。
霧の中に浮かんだ山の姿。
棚引く=雲や煙が横に長くただよい様子。
幽玄(ゆうげん):趣が深く、高尚で優雅な様子。
■川霧(かわぎり)に浮かぶ橋。
川霧に包まれれる風景。まるで水墨画の世界。幻想的な川霧を堪能。
川霧の季節。川霧の風景美。○○川の川面を覆う川霧。川霧に浮かぶ街並み。
川霧⇒川の水面付近に発生する霧。
参照:
http://zokeifile.musabi.ac.jp/%E7%A9%BA%E6%B0%97%E9%81%A0%E8%BF%91%E6%B3%95/