黒豆とは 『充実=まめ』
■黒豆とは:表皮の色が黒い豆のことを指し、おせち料理ではこれを醤油と砂糖で甘くに漬けたもの。祝い肴三種の一つ。起源は諸説あるが、室町時代にはこんにゃくと炊いた坐禅豆が作って食べたのが始まりであり、江戸時代後期には、黒豆を炊いて大衆で食されていた(江戸のの八百善・やおぜんが発祥)。兵庫県丹波篠山市の黒豆が有名。
KUROMAME is sweet black soybeans. Eating Kuromame means that you can stay healthy and strong.
■由来・歴史:まめは漢字で『忠実』と書く。もともとは誠実でまじめであるさま。
忠実(まめ):①まじめに良く働くこと。➁怠けずに体を動かして身軽に仕事をすること。例:筆まめ、小まめ、手まめなど。③健康なこと。を指す。
黒豆を食べるのは、語呂合わせの忠実=マメ=豆から。転じて、①『真面目、丈夫、勤労・勤勉に元気に暮らせますように』という願いから。
➁黒い=魔除け。病気を寄せ付けない無病息災の祈りから。
③不老長寿の願いから。
関東:『シワが寄るまで長生きできるように』とシワが寄るまで黒豆を煮る。
関西:『シワがないことを長生きの象徴』とする。どちらも願いは同じ『不老長寿』
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■坐禅豆(ざぜんまめ・ざぜまめ):小粒の黒豆やダイズを甘く煮しめたもの。僧が坐禅をするときに尿を止めるために食べたと言われている。
参照:
https://www.shop.post.japanpost.jp/shop/pages/osechi_iware06.aspx