血糖値・糖尿病①
Blood Suger Level / Blood Glucose level
炭水化物carbohydrates(=糖質saccharides)⇒分解(消化酵素により)・腸から血液⇒ブドウ糖(英語:glucoseグルコース)
■炭水化物/糖質:三大栄養素のひとつで体のエネルギー源。炭素と水素の化合物。炭水化物=糖質と食物繊維を合わせた呼び名。食べ物として体内に取り入れられるエネルギー源となるもの=糖質、体内の消化酵素では消化できないもの=食物繊維がある。主な食材は、ごはん、パン、麺類など。⇒糖質の過剰摂取は、肥満や虫歯の原因になることがある。
■グルコース(ブドウ糖):単糖類。糖質の最小単位。
■グリコーゲン:多糖類で、単糖類が結合したもの。グルコースがたくさんくっついたもの。
■運搬:すい臓から分泌されるインスリンによって(各細胞へ)筋肉、脳、臓器などに運ばれエネルギーとして使われる。(インスリンが分泌しないと、細胞はうまくブドウ糖を取り込めない。)
■貯蔵(適度に必要):グルコースは血液によって全身(細胞)に運ばれエネルギー源となる。また筋肉や肝臓にグリコーゲン(結合して)として貯蔵され、いつでも取り出せるエネルギー源となる。この貯蔵は適度に必要であり、不足すると筋肉が分解されやすくなったり、パフォーマンス低下につながる。運動前後とは特に糖質を補給するのが良い。(ガソリンのようなもの)
■過剰分のブドウ糖:炭水化物の取り過ぎで血糖値が急激に上がると、分泌されるインスリンが追い付かず、糖は血液中に余ってしまう(血糖値が高い状態)。余った糖は、エネルギー不足に備えて脂肪として蓄えられる。⇒炭水化物によって太るメカニズム。
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■血糖値: 血液中のグルコースの濃度のこと。
パンやご飯などの炭水化物(=糖分)は、体の中で消化吸収されて、ブドウ糖(グルコース)になり、血液中に入って、体のエネルギーとなる。⇒このときの血液中のグルコースの濃度のこと。
■変動:食事(炭水化物)によって、血糖値は変わる。健康な人は一定の幅で変化するが、糖糖尿病の人であればその振れ幅が大きくなり、高血糖にもなりえます。
■基準値:血液1dl(デシリットル)中に含まれるブドウ糖mgを『mg/dl』という単位で表す。平均は空腹時で、(70~)110mg/dl未満、食後2時間後に140mg/dl未満が正常範囲。
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■高血糖:血中のブドウ糖が多い状態。⇒糖尿病になりやすい恐れ。
赤血球が硬くなったり、糖とくっつきやすくなり、血管が詰まる要因に。
■血液が砂糖水のようにドロドロになると、ドロドロになった血液が壁に張り付くようになる。血管を傷つけたり、血流が悪くなる。⇒動脈硬化、心筋梗塞、脳出血、脳梗塞などのリスクが上がる。意識障害、マヒなどにも。
■低血糖(60mg/dl未満):血糖値が必要以上に下がり過ぎた状態。⇒血糖値が低いと、脱力感、動悸、頭痛、目のかすみなど。
■原因:栄養不足や薬の効きすぎによるものが多い。糖尿病治療で使われる薬は、血糖値を下げる作用があり、効きすぎたり、急な運動などにより低血糖が低下することがある。
■キケンなメカニズム:糖の取り過ぎ⇒インスリンが追い付かず肝臓や脂肪として蓄積⇒また血糖値が高くなると血液ドロドロに⇒血管を傷つけやすくなったり、血流が上手く機能しない。心肺系、脳機能系など全身に何らかの影響。
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■ホルモン:体の中で必要な働きを調整する化学物質。
参照:
https://www.health2sync.com/ja/company/blog/what_is_insulin
https://www.health2sync.com/ja/blog/post/20200618/to-know-glycated-albumin/
https://grandstone.jp/news-nutritionblog/2020-05-26-09-23-45
http://supplement-navi.xyz/tansuikabutu/article-4/
https://www.minamitohoku.or.jp/kenkokanri/200902/shoku.htm
https://amagadai-fc.com/5_early_symptoms_of_-diabetes_that_shouldnt_be_left_untreated/