NZTAKMANのブログ

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血糖値・糖尿病②

■糖尿病:血糖値が慢性的に高い病気のこと。

■症状:自覚症状がないケースが多い。のどの渇き、尿量の増加、倦怠感、体重減少など。

⇒定期的に血液検査を行い、血糖値やインスリン分泌能力をチェックすること。HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)

■統計:2019年の厚労省の統計によると、糖尿病患者は1000万人、予備軍を入れると2000万人と言われいる。特に50代以降に発症するリスクが高く、男性患者が女性よりも少し多い割合である。

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■糖尿病の治療法:

1)生活指導:食生活、運動不足の改善。

2)インスリン以外の薬物療法:血糖値を下げる投薬や注射薬。

3)インスリン治療:人工的に、インスリンを自己注射する。

4)予防:血液検査、規則正しい食生活、運動、ストレスや喫煙習慣を見直す。

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■高血糖になると⇒血液がドロドロになると、初期段階では自覚症状がほとんどない。

血管を傷つけ、最終的には『脳梗塞』『心筋梗塞』となるやすい。

■高血糖(血糖値が250mg/dlを超えると)喉が渇きはじめる。

なぜか?ドロドロした血液を水分で薄めてサラサラにし、『脳梗塞』や『心筋梗塞』にならないような本能的な防御反応。

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■血糖値スパイク:食後に急激に血糖値が上昇する状態。血糖値スパイク≠糖尿病。

⇒血糖値スパイクは一時的なものなので、気づきにくく、健康診断でも発見しづらい。

極端な血糖値の変動は、血管を傷つけやすく、大量のインスリンを放出するなど、体に負担をかけやすい。

■血糖値スパイクになりやすい人:糖尿病患者が親族にいる、炭水化物中心の食事、朝食を抜いている、運動不足、満腹まで食べるなど。⇒糖尿病のリスクが高くなる。

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■血糖値スパイクを抑えるには:①食べる順番を野菜⇒炭水化物にすると、急上昇を抑える。これは、野菜の水溶性食物繊維が糖質の吸収を送られるから。低GI食品を選ぶのもよい。

②夕食の時間が遅くなりすぎないように。空腹時間が長引くと、血糖値が低下。さらに夜間は、代謝が活発でないため、エネルギーが蓄積されやすく血糖値が上がりやすい。③朝食を食べる。空腹時間を長くしない。3食規則正しいリズムで食べ、食生活を整えること。パンやおにぎりのみより、野菜やたんぱく質を摂るのもよい。

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■食後の高血糖を防ぐ方法:糖質がゆっくりと吸収される食材を選ぶこと。

■GI(グリセミック・インデックスGlycemic Index):(その炭水化物50g摂取した場合)どれくらいのスピードで血糖値が上がるかを示した数値・指数。上昇率が一番高いグルコースを100とした時の、血糖値の上昇率を数値で表す。低GI値は、ゆっくりと糖質が吸収される。

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インスリン(血糖値の調整役・すい臓):血糖を下げる働きのあるホルモン。すい臓で作られ、分泌する。

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⓵筋・肝臓・脂肪組織へ糖を取組むことを促進して血糖値をs上げ

②取り込んだ糖からグリコーゲンや脂肪を合成して貯蔵する。

③筋肉や血液のもととなるたんぱく質を合成して成長を促進する。

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■肝臓と糖尿病:インスリンだけでなく、過食、運動不足などにより、肝臓に糖が中性脂肪になり肝臓に貯まる。やがて蓄えきれなくなると、血中の血糖値が高くなり、糖尿病を引き起こしやすい。

■肝臓・役割:『体内の化学工場』⇒小腸から送られてきた栄養素を分解

・合成し血液中に送り出す役割。リサイクルの中心的役割。『沈黙の臓器』と呼ばれ、痛みや不調がわかりにくい。1)たんぱく質の合成・栄養の貯蔵 2)有害物質(アルコール・ニコチンなど)の解毒・分解 3)胆汁の合成・分泌(消化機能に必要)

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■肝臓の健康状態の指数は?⇒多数あり。

AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)・ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ):取り入れた栄養素をアミノ酸に変え、身体を動かすエネルギーに変える働きに関わる酵素。肝臓機能が上手くいかないと、血中に流れる量が増え、数値が上げる。

γ-GTP:タンパク質を分解する酵素。アルコールを飲む人は特に上昇しやすい。

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■症状:肝機能に障害があると、食欲不振、だるさ、発熱。腹部に腫れや痛みを生じる。

黄疸(おうだん/血中にビリルビンという黄色の色素が多くなり皮膚や白眼が黄色くなる)、尿が紅茶色になるなど。

■主な障害となりやすい人:大部分はウィルス肝炎。B型C型ウィルス肝炎が多く、やがて肝硬変、肝がんに進行する。原因の一部として、アルコールと栄養の過剰摂取によるものがあり、成人男性に多い。丈夫な臓器ではあるが、特効薬がないため予防が第一。内蔵肥満による高血圧の人も肝機能低下になりやすい。

 

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参照:

https://beppu-clinic.com/diabetes-consul/thirsty.html

https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/liver-cirrhosis-nutritional-therapy/liver-roles/

https://www.kanro.co.jp/sweeten/detail/id=2064

https://kenko-nenrei.jp/liver.html

httphttps://medicalnote.jp/diseases/%E7%B3%96%E5%B0%BF%E7%97%85?utm_campaign=%E7%B3%96%E5%B0%BF%E7%97%85&utm_medium=ydd&utm_source=yahoos://www.kanen-net.info/kanennet/knowledge/inspection01

http://dmic.ncgm.go.jp/general/about-dm/010/010/04.html

https://www.health2sync.com/ja/company/blog/what_is_insulin

https://www.health2sync.com/ja/blog/post/20200618/to-know-glycated-albumin/

https://grandstone.jp/news-nutritionblog/2020-05-26-09-23-45

http://supplement-navi.xyz/tansuikabutu/article-4/

https://www.minamitohoku.or.jp/kenkokanri/200902/shoku.htm

https://amagadai-fc.com/5_early_symptoms_of_-diabetes_that_shouldnt_be_left_untreated/

https://sk-kenshin.jp/health_promotion/%e7%b3%96%e5%b0%bf%e7%97%85%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%9c%e3%81%93%e3%82%8f%e3%81%84%ef%bc%9f.pdf