カロリーと糖質
■ポイント:人の身体は糖質を獲ると、優先的にエネルギーとして燃焼し、糖がなくなったら脂肪を燃焼し始める。タンパク質、脂質には糖質をほとんど含まない。つまり、糖質の多い食事をしている限りは、脂肪燃焼が後回しになってしまうことなので、糖質を抑えれば、脂肪の蓄積にも抑えられる。
============================
■下記の図で言うと、糖質は摂取カロリーに対する糖エネルギーの量や割合。それに対して、摂取カロリーは円グラフの大きさ。
同じカロリーでも(図の600kcal)、糖質が多いか少ないかで体への反応は違い。
糖質多い(きつねうどん):脂肪がつきやすく、他の栄養バランスが悪い。
糖質抑え(さんま定食):タンパク質が多く筋肉や骨も丈夫に。栄養素もバランスが良く理想的。
■ビタミン・ミネラルは0cal。ここを間違わないように。
===========================
■カロリー:生きて体を動かすためのエネルギーの単位のこと。
1リットルの水の温度を1度上げるために必要なエネルギーが1kcal。平均摂取カロリー男性:2700kcal、女性2000kcal。運動が活発な人は+300kcalが目安。
エネルギーというと脂質のイメージが強いが、糖質もエネルギー源となる。エネルギーになるには、糖質、脂質、たんぱく質の3つの栄養素だけですが、なかでもエネルギー源として使われやすいのが糖質。
■カロリー制限とは:食べる量を減らしていること。
量を減らすと体が飢餓状態になる。⇒エネルギーを一番消費する筋肉を分解してエネルギーにする(生命維持の為)。⇒筋肉が減る=基礎代謝が下がる。(脂肪は燃えにくい固形燃料な物で、脂肪を燃焼するには筋肉を動かさないといけない、つまり適度な運動をすること。)このことから筋肉が減ると脂肪が燃えにくいと言える。カロリー制限ダイエットは、摂取量を抑えて一時的に体重が減っても長く続かないので、筋肉が減った状態でいろいろと食べてしまう。代謝が悪いので、エネルギーに変えられず結局は太りやすい。リバウンド。
食事量を減らす⇒筋肉が分解⇒痩せるが脂肪は減らない⇒代謝が落ちた状態で食べてしまい結局太る。体重は減るかもしれないが、代謝量は上がらない。
■筋肉とカロリー消費:筋肉は脂肪よりもカロリーを消費するため、筋肉が減るとますますダイエットが難しくなる。
==============================
■糖質とは:炭水化物から食物繊維を除いたもの。
炭水化物は、エネルギー生産栄養素と呼ばれており、人間の活動を支えている。砂糖だけでなくご飯、麺類、パン、芋類など主食に多く含まれている。糖質は体内でブドウ糖に分解され、主に脳のエネルギー源となる。糖質が不足すると、集中力がきれたり疲れやすくなる(=低血糖状態)。摂りすぎると、太りやすい。
■『ダイエット=脂肪を落とす=カロリー制限』ではない。
カロリーオーバーは気を付けたいが、カロリー制限を控えても、糖質オーバーになってしまうと体に脂肪がたまってしまう。
====================
参照:
https://canary.lounge.dmm.com/28155/
https://cp.glico.jp/powerpro/diet/entry14/
https://www.youtube.com/watch?v=PcA13Qi3up8
https://ls-jp.fujifilm.com/supplement/article/the-relationship-between-carbohydrates-and-calories/