日本人の長生きの秘訣
■背景：『家は狭く、通勤地獄、休日少ない』日本人が世界一の長寿国になった理由
日本の様々な障害：家が狭い、満員電車、夜遅くまで残業、休日少ない。喫煙者が多く、トップダウン型の組織社会。地震が多く、台風や津波も起こる。
日本人の平均寿命：
理由：日本人の食料供給量は2700キロカロリー以下であり、欧米諸国に比べて２５％少ない。
これがどういうことか？エネルギーに占める動物性脂質と糖質の割合が低い。
■全エネルギーに占める動物性食品の摂取率が低い。日本20％、フランス35％、アメリカ27％。植物性食品を多く摂取する傾向がある。
■砂糖や人工甘味料の摂取率。アメリカ、フランスは日本のほぼ2倍。
■『腹八分目』の精神と実践。儒教の教え。
『物質より精神』：宗教的な教訓。伝統的なモノの考え方が深く沁み込んでいる国。（世界的に稀）中国は宴会好きで、食べ物を無駄にしがち。
“‘Eat until they are 80 percent full” principle
貝原益軒（かいはら えきけん）江戸時代の儒学者は、健康についてまとめた本『養生訓（ようじょうくん）』でこう説いている。『人の体は天と地から受けてきたものであるが、養分がたりなえれば生命が保てない』しかし、だからといって食べ過ぎはよくない。滅多に見ない美味しいものを前にしても、腹八分までに抑えること。昔から人は食欲のままに任せて食べてしまうもの。お酒、茶、食も意識して控えることが長生き（健康）の秘訣である。
現代の科学的な考察では、食べ過ぎはガンや動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病の予防に聞く。
参照：
