ウイグル問題 ユニクロなど捜査
フランス検察が1日にファーストリテイリング含むアパレル4社現地法人に、人道に対する罪に加担した疑い(ウイグル族らが労働を強いられている工場で作られた製品を扱っている)で捜査を始めた。ユニクロ(ファーストリテイリング)ZARA(インディテックス)スケッチャーズ(米大手スニーカー)SMCP(仏大手アパレル)。
ユニクロは2日、『新疆ウイグル地区に立地する縫製工場はなく、素材を含む生産過程で陣形や労働環境が適正に守られていることが確認されたコットンのみを使用している』と反論。
■問題:強制労働問題、欧米諸国では人権問題の取締りが厳格
綿花の生産に中国共産党が関与し、ウイグル族を過酷な環境で強制労働させているだけではないかとの疑念がささやかれている。安価で大量生産型のアパレルメーカーは劣悪な状況を黙認しているのではないかと疑い。
■背景:中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区で生産される新疆綿は、世界の綿花生産量の5分の1を占め、安価で高品質なためアパレル業界では貴重な素材の供給源。
1)H&M:新疆綿を使わない方針を発表(スウェーデンブランド)。⇒中国で不買運動に影響。
2)ユニクロ:1月に米政府の輸入禁止措置に違反したとして、ユニクロの綿製シャツがロサンゼルス港で輸入を差し止められたばかり。
■業界の動き:フェアトレードは国際市場で必須。デザイン性と環境意識を
両立させる独自の路線を確立。
ASKET(デンマーク):コストや労働環境の説明
NN07(デンマーク):再利用素材のラインナップ
VEJA(仏):リサイクルペットボトルを再利用
ナイキ、アディダス、H&M:強制労働に懸念を発表
参照:
https://news.yahoo.co.jp/articles/80c4a177a8aea0b2313a95175cb724850dca1734
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00200/052700020/
https://news.yahoo.co.jp/articles/b694fe8db5031fb2cfce62b917239f6a55aa085f
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed276fcf2c95889524f9ea178c94ab52c20bcfba?page=2