熱海土石流災害、盛り土の調査へ。
災害:静岡県熱海市伊豆山地区でで7月3日午前10半ごろ発生した土砂災害。
土石流により死者9名、安否不明者22人の安否が分かっておらず、捜査が続いている。(自衛隊など1700名体制)
原因調査:名工大の松岡教授によると、盛り土が地下水の流れ道であり、『水みち』をふさぎ、崩壊を引き起こしたのでは、と分析。土中の水圧が一気に高まり、地盤を一気に吹き飛ばす『パイピング現象』を発生させた可能性あり。
対策:全国の盛り土の安全を調査するように政府は6日発表。しかし、全国5万箇所以上と対象箇所が広く、膨大な作業量と時間が伴う。しかも、盛り土の場所や目的に応じた規制は難しく、全容をつかむには相当時間がかかると説明。
■盛り土:宅地造成などの土地利用のために、斜面に土を盛って地盤を高くすること。
一方で、斜面から切り取り平らな地面をつkることを『切り土』という。
地震の揺れや液状化の被害が発生しているケースもある。
■土石流(どせきりゅう):長雨や集中豪雨により山腹や川底の土砂が一気に下流へ流されるもの。山津波ともいう。
参照:
https://www.nikkei.com/article/DGXZQONA0559V0V00C21A7000000/
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210708/k10013127121000.html