努力は一生、本番は一回、チャンスは一瞬。
■心得:一瞬のチャンスを掴むために、努力を重ねる事の重要性。
努力をしないと本番もチャンスも与えられない。地味さ=自分の弱さ。どれだけ自分の未熟さに向き合い、克服するために努力できるかどうか。本物は、チャンスで成果を出す。
つまらない練習を毎日、地味に積み重ねて大きく花が咲く。
弱い自分に勝てるような毎日を過ごすこと。夢はでっかく、根は太く。
■努力を続けるには?
自分を追い込むこと。周囲に宣言したり、目標を決め言い訳する逃げ道を作らないこと。
また地味な努力にこそ価値がある。派手さを求めれば周りがみえず、見えだす事ばかり考えてしまう。やがて楽をしようと手を抜いたり、傲慢になってしまう。そうなると、本番も与えられないし、チャンスで絶対にいい結果は出ない。
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参照:
トヨタ自動車は新しい試験実験場を同業者へ開放。
2021年12月17日
ソノラ砂漠に位置するトヨタアリゾナ性能試験センター(TAPG)の敷地内にあるアリゾナモビリティーテストセンター(AMTC)では、11650エーカーの広大な広さ、合計77マイルの舗装道、ダートトラック、高速周回路を備えている。
TAPGは、自動車業界全体の製品試験場、開発の場としてAMTCを近日提供することを発表しAMTCのテナントやサービスの運営管理をIntrertek Transportation Technologies社に委託することを決定した。
『TAPGは世界トップクラスの設備を誇り、より良い自動車作り、長期的な業界レベルの貢献を目指して活用されるだろう』と北アメリカ副社長のRandy Stepherns氏はコメントした。
この設備はトヨタとテナント企業の双方にとって継続的発展のために、事業収入源と新たな価値の創出の機会をもたらすのである。
Intertek社は、同試験場の運営にあたり、人員確保、スケジュール管理、メンテナンス、セキュティ対策、テスト工程の監督を担当する。テナント企業にとって、ATMCが新たなリーシングビジネスの場として魅力がある。
Intertek社のGavin Cambell氏はこのように発言しました。『自動車業界全体が革命的変化の時期を迎え、我々が最先端のOEMやタイヤ業者を含む自動車関連業者の製品開発においてより優れた製品が市場に出る支援ができることを楽しみにしています。』 以上
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語彙:
Toyota Arizona Proving Grounds(TAPG):アリゾナトヨタ性能試験場
The Arizona Mobility Test Center(AMTC):TAPG敷地内にあり、アリゾナ自動車試乗センター
Proving ground:実験場
High speed oval:高速周回路。
Dirt tracks: ダートトラック。泥土()の競走路。
Acres:エイカー。面積の単位、約4047㎡。
Capital intensive asset:資本集約資産。大きな資本が必要な資産。例:試験場、工場設備など。
Paved/ Unpaved:舗装された
Forefront(名詞):最前線、最先端
Original Equipment Manufacturing OEM:自社で製造した製品を自社ブランドではなく他社のブランドで販売する製造業者。例:コンビニのプライベートブランドのロゴの張ったお菓子商品。Or アイフォンも多くが海外で生産されているOEM商品である。
『技術力VSブランド力』下請け企業やメーカーは高い技術ノウハウはありが、自社ブランドがなかったり知名度が弱い。そこでブランド力のある企業に『こんな商品を企画したのですが、あなたのブランド名で販売しませんか?』と提案。ブランド会社は商品を開発、企画する手間が省け売れれば、技術企業、ブランド企業双方に利益が出るメリットもある。
メリット1)自社オリジナルブランドの商品を作れる。2)在庫リスクを低減。通常小ロット生産のため、在庫過多の懸念が解消される。3)販売に専念できる。ブランド企業は商品開発をしなくてよいので、その分人的、経済的リソースを販売促進に特化できる。
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参照:
https://www.wardsauto.com/industry-news/toyota-opens-proving-grounds-other-oems-suppliers
トライス株式会社
■スローガン:コア技術を磨き、世界が求めるグルーバル企業を目指す。
商品力の特徴:小型(軽量)化、高効率化、摩擦への耐久性。
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■自動車用『カーボンブラシ』のメーカー。
■カーボンコンミテータ。燃料ポンプモータ用のコンミテータ(整流子Commutator)。
⇒ロータの回転軸に取り付けた2対の電極のこと。コイルの電線につながっていてロータと一緒に回転する。
■粉末冶金(ふんまつ・やきんpower metallurgy)メーカー。
※金属粉を金型に入れ、プラス機械で圧縮し焼き固める成形方法。
海外拠点:チェコ(2012)、中国(2箇所2000年)、台湾(1979)、タイ(1998)、アメリカ(1991)、ドイツ(?)。
■強み:1)高い技術力(独自性)とマーケットシェア。(国内トップシェア60%)
2)安定した経営。売上の60%以上をデンソー・三菱など大手企業に供給。
3)60年以上の研究・開発実績。
■育成方法:2011年から外部委託教育。
階層別教育。部長―課長―係長―班長。マネジメント力の向上を目指す。
上司や先輩と相談しやすい職場。
グローバル人材は語学力―英語、中国語、タイ語。
休み時間はわきあいあい。
能力を磨いて世界で活躍できるチャンスがある。
■カーボンブラシとは?
ローターに電力を供給するために必要な部品。黒い炭素の部分が使えば使う程減っていく消耗品。摩耗限界線を目安に交換する。
■カーボンが擦れすぎると、
電力がモーターに供給できなかったり、金属がモーターに当たって火花が出たりする。
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参照:
https://www.youtube.com/watch?v=N8OkA9CWhPU
春水満四澤(しゅんす・いしたくにみつ)
春水満四澤(しゅんすいしたくにみつ)
『四澤に満つ』:どの沢も潤っている。
■禅語。春先の茶の湯の言葉。
■意味/解説:春には行けど雪解け水があちこちの沢に満ちてくるものだ。
『春水』=春になって雪や氷が解けて流れ出す水。
『満』=満ちる。『四』=あちこちの。東西南北すべての方角の。
『澤』=『沢』。
■別の解釈:人生観を四季に例えて、辛い時期悲しいことも、それが季節が巡るようにいつか過ぎて治まっていくものだ。
■由来:陶淵明(とう・えんめい/詩人365年―427年)の『四時の歌(しいじのうた)=四季を呼んだ詩』から。
春水満四澤:春は雪解け水があちこちの沢が満たし、
夏雲多奇峰:夏は入道雲が現れて、空に珍しい峰の形を描き
※奇峰(きほう)=珍しい峰の形に見える夏の入道雲のこと。夏の雄大な空の光景。
秋月揚明輝:秋は月が澄んで、明るい光を夜空にかかげ
冬嶺秀孤松:冬は冬枯れの山に松がただ一本目立って、ときわの緑を誇示する。
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参照:
https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000283119
https://blog.goo.ne.jp/miki701_1941/e/0d55e27e3898e9e7422759c858577aa6
https://mame-sadou.com/zengo-shunsui
諏訪とは?
■諏訪は『沢』が語源の地名だと言われている。『スワ』=『サワ』
山から流れる川の水が産地や盆地を潤して湿地や湖を形成する意味。
諏=はかる/とう/集まって話し合う。
沢=川の一種。特に山の上流にある細い川、短い川の通称。
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■諏訪に関する地名
諏訪市:長野県中央部の市。東部を茅野市(ちのし)に接する。近世は諏訪氏の城下町。時計、カメラなど精密機械産業が盛ん。人口4.8万人。
諏訪湖:長野県中央部、諏訪盆地の中央にある陥没湖(かんぼつこ=断層などで陥没した地域に水がたまってできた湖のこと。例:琵琶湖、諏訪湖。)
諏訪大社:長野県諏訪湖の周辺に4か所の境内地をもつ神社。信濃国一之宮。
神位は正一位。全国各地にある諏訪神社総本社。(本殿はなし)。国内にある最も古い神社のひとつ。諏訪明神:風、水の守護神、五穀豊穣の神、武勇の神など広大無辺。
諏訪氏;諏訪大社の神職の氏族。かつての信濃国諏訪郡の領主の家柄。鎌倉・南北朝時代~戦国時代(1542年)武田晴信(=信玄)に滅ぼされた。高島藩、諏訪藩。
諏訪郡:長野県中央部の郡。
野球解説者のプレゼン力
■背景:13名の野球OBの順位予想から解説力、プレゼン力の勉強になったので自分の営業スキルの参考にしたい。今回わかりやすかったのは、鳥谷さんと野村さん。あくまで私は野球素人なので、読み手は知識が初心者レベルであることを仮定する。
■気づき:比較・対比が重要なプレゼンなので、各チームの詳細をだらだら話すより、課題・強み・特徴を絞り、他球団と比べてどうなのかを簡潔に話せるとわかりやすい。
流れをまずしっかり伝えると、細かい情報も理解しやすい。
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■鳥谷氏のよかったポイント:
⓵順位をまず読み上げることで読者から聴覚的視覚的関心を寄せ、聞き手とのズレがなかった点。②ランキングの判断軸をまず説明することで、これからどんなことを話すか予測しやすくわかりやすかった点。例:12回になるので、野手の数、中継ぎ、抑えの選手層に注目。③展望も簡単に触れる:ピッチャー陣の強さによって、下位3チームの順位が変わってくるだろう。④事例を出した説明力。『去年の〇〇投手の故障で順位を落とし始めたので、後ろの投手陣が順位に影響する』『〇〇投手が抑えで決まってから、順位を伸ばしてきた』
■野村氏のよかったポイント:
⓵『悩んだ~』と冒頭で言うことで、『何事だ』と聞き手は引きつけられ、親しみやすい口調が飲み屋で聞いているようでわかりやすかった点。②言葉の選択がシンプルがプラスイメージ『奥川の成長がある』BIGBOSS『話題もたっぷり』DeNA『上位に入ってくるのをOBとして期待している』『可能性はある』③分析と個人的な意見を上手く組み合わせている:立浪政権の中日を応援したいが、巨人の選手層に軍配あり。DeNAに頑張ってほしいが、課題を説明。広島『広島出身ですが申し訳ない。誠也と抑えの課題。』④指さし:ボディランゲージで聞き手を巻き込むスキル。
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■他のイマイチだった解説者のポイント:
1)情報が〇〇すぎる点。
細かすぎる、長すぎる、順序がなさすぎる点。読み手には追うのが難しくわかりにくかった。自分の頭の動きだけを追っているイメージ。
2)感覚頼み/情報量不足な点。なぜそのオーダーになったのか、理由や説明力が弱いタイプ。
3)話に抑揚がない点。淡々と話したり、声が小さい、こもると聞き手はどこに注目するべきか引き込まれなかった。息継ぎ、間の取り方も大事だと感じた。
4)自信がない、迷いが多い点。
あてる事が目的ではないので、自分なりのセオリーを堂々と簡潔に伝えるほうがわかりやすい。悩みすぎ、考えすぎはプロさに欠けるように映った。
5)語彙のセンスが単調あるいは消極的な点:
消極的な言葉のチョイスはワクワク感が減少した。例:『ぱっとしない』『ファン投票のスタメンで優勝されたら困る』『役に立たないコーチも呼ぶ』
6)『たられば』の話が多い点。出し過ぎるとわかりにくい。
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各球団の特徴:
巨人:選手層が厚い。ピッチャーが不安定。
阪神:総合力が高い。脂ののった選手層が安定している。スアレスの代替が課題。
ヤクルト:昨年優勝実績あり。中継ぎ、抑えの疲れと打撃が去年ぐらい安定していけるかどうか。
広島:先発ピッチャー陣が台頭。鈴木誠也の穴をどう埋めるか。
中日:監督コーチが変わり育成に期待。若手がまだ即戦力、フル稼働では安定していない。2~3年後に期待。
DeNA: 打撃は協力。あとはどう繋げるかと投手力が課題。
ソフトバンク:総合力が高い。ケガ首脳陣と育成若手がどれだけ活躍できるか。
オリックス:先発陣、攻撃陣が安定。優勝実績あり。外国人をどうつなげるのか。
ロッテ:佐々木朗希中心の投手陣。掴みどころがない強さ。課題は後がぼちぼち。
楽天:助っ人に依存していないメンバーで安定。ピッチャー陣がやや落ち気味。
西武:打撃は魅力。ピッチャーと山川に不安。
日本ハム:新庄効果。注目されると成績アップに期待。育成次期。来年すぐに結果を出せるのか。
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参照:フルタの方程式