NZTAKMANのブログ

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冬のランニングは喉を傷めやすい。

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■症状・現象:1)息を吸うと喉が痛い。

2)特に寒い時や冬に痛くなる。

3)喉がカサカサになる。

■メカニズム(理由)1)乾燥:空気が乾燥すると(飽和水蒸気量が下がる)、自然と喉も乾燥しやすい。空気が乾燥し、空気中の塵やホコリを吸い込んで喉を傷つけやすくなる。

2)口呼吸に偏っているから(ただしランニング的には口呼吸は良い)。口から空気をダイレクトに取り組むことで、ウィルスや細菌も一緒に取り込んでしまうから。

3)鼻づまりだから。鼻炎持ちだと、口呼吸になりやすい。事前に薬を服用するのが良い。

4)水分が足りていないから。水分が足りていないと、喉が乾燥し、そこから痛みを感じやすいから。

■対策:

口呼吸を意識すること。(鼻呼吸説もあり)口からは量が優位(ランニング)、喉のケア優先であれば鼻呼吸。

呼吸の回数を減らすこと。長い呼吸ができると、より効率よく肺に酸素を供給できる。胸式呼吸。交感神経が優先だから。鼻から吸って口から出すイメージ。

鼻腔(びこう)拡張テープを張る。鼻呼吸がしやすくなる。

こまめな水分補給。喉を潤した状態にすること。

 

■飽和水蒸気量のグラフ

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■なぜ冬は乾燥するのか?

気温が下がる事で、空気中に含むことができる水蒸気量が低くなるから。

飽和水蒸気量(キャパ)が低くなるから。空気の温度が上がると、エネルギーを持った水分子がより沢山蒸発する。したがって、同じ体積(立方メートル)あたりの水蒸気の量は多くなる。逆に言えば、温度が低いということは、水分子を気化(蒸発)させるエネルギーが少ない、つまり空気中の水蒸気の量は少なくなり、乾燥状態になる。

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飽和水蒸気量:空気中1㎡に含むことができる水蒸気の最大量のこと。g/㎡で能わす。

湿度(ある温度の状態で):実際の水蒸気量÷飽和水蒸気量×100。単位は%。

キャパに対して実際に含んでいる水蒸気の割合の事。

気温:気温が高いほど、飽和水蒸気量も高くなる。つまり、空気中に含める水蒸気の量が増える。例:夏場は洗濯物が乾きやすいが、冬に気温が下がると洗濯物が乾きにくい。

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参照:

https://panasonic.jp/life/air/170077.html

https://running-portal.com/running-sore-throat/

https://www.youtube.com/watch?v=HxNBZ3Ogtm8

https://w-wallet.com/keturo2.html

https://www.youtube.com/channel/UC8JdQwv3gZQvAdOAHb5wigw