NZTAKMANのブログ

30代。政治経済/社会/異文化/筋トレ/チームマネジメント

都道府県別 降水量

■全国降水量の分布

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■降水量の多い都道府県

1)高知県(3659㎜)⇒北の四国山地と南の太平洋

夏には黒潮沿いの湿った気流が四国山地に吹き付けるため、山間部で空気が冷やされ、降水量が増える。東部の魚梁瀬(やなせ)地方が日本有数の多雨地帯。⇔瀬戸内海の香川は水不足が発生するほど、降水量が少ない。

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2)鹿児島県(2834㎜)

屋久島の降水量は4300㎜と東京の2~3倍。

なぜか?

■島ととりまく黒潮の海、そこから生まれる水蒸気は島の山肌を登り雲となって雨をもたらす。

■屋久島は大洋と大陸の気団にはさまえた前線が留まるから。

■台風の通り道であるから。

 

3)宮崎県(2732㎜)

他にも多い地域:静岡

九州(宮崎、沖縄、佐賀、長崎)

九州:南から暖かく湿った空気が流れ込み、その空気が山地にぶつかって多量の雨を降らせる。赤道周辺の海上で発生した台風も北上し、大陸からの偏西風によって進路を東に変えるため、九州付近を通る事が多い。

四国(徳島)

北陸(石川、富山、福井、新潟)

 

■全国平均1757㎜

 

■降水量の少ない都道府県

1)長野県(902㎜)

北部や中部の盆地は特に雨が少ない。海から遠く離れており周囲と山脈に囲まれているため、台風、低気圧、前線などの影響を比較的受けにくいから。

2)岡山県(1143㎜)晴れの国

岡山は、夏の季節風は四国山地に、冬の季節風は中国山地によって遮られるため。瀬戸内(うち)気候(または瀬戸内海式気候)であり温暖で比較的降水量が少ないのが特徴。なぜは?冬は北西の冷たく湿った季節風が中国山地の山陰地方に雪を降らせて、乾いた風が瀬戸内地方を運び、夏は南東の温かい湿った季節風が四国山地の南西側に雨を降らせて、山地を超えた乾いた風となって瀬内内地方に吹かせるから。⇒年中降水量が少ない。

3)山梨県(1190㎜)

長野と同じ理由で盆地では雨がすくない。(雨が降る富士川流域もある)

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4)北海道(1204㎜)

5)兵庫(1222㎜)

参照;

http://grading.jpn.org/SRB02402.html

https://data.wingarc.com/20180614_02-9608

https://www.pref.yamanashi.jp/water/shiru/yamanashimizu.html

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11105012986

https://ameblo.jp/midorieng06/entry-10986416901.html

https://luffup-tour.com/info/