NZTAKMANのブログ

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脱水症状

■脱水症状とは:体内の水分が不足した状態に陥る病気のこと。

体液と呼ばれる⇒成人は全体重の60-70%,乳幼児では 80%が水分で占められている。海水の塩分濃度に近いと言われている。


■症状:
【隠れ脱水】体重の1~2%の水分が失われて場合:唇や皮膚が乾燥してカサカサする。頭がぼーっとする。喉が渇く。集中力がなくなる。立ちくらみがする。大量に汗をかくなど。

【軽度の脱水】3~5%。頭痛、微熱、倦怠感、立ちくらみ、食欲がないなど。

【中等度の脱水】5~9%。嘔吐、めばい、乏尿、手足のしびれなど。

【重度の脱水】10%以上。血圧低下、脱力、意識障害、頻脈、臓器不全など。

⇒血液中の水分量が減り、血液がドロドロになる命に関わる危機状態。

 

■原因:水分の摂取量が少ないのと水分喪失量が多い。(例、運動して水分補給できていない)※コーヒー、緑茶などのカフェインものは利尿作用があるので不向き。ミネラルウォーターが良い。

高齢者⇒喉の渇きを感じにくくなったり、基礎代謝が少なくなり体内で生成する水分も少なくたり、備蓄できる細胞内の水分量も減るため脱水症状を起こしやすくなる。

赤ちゃん・子供⇒喉の渇きを感じにくいため、こまめな水分摂取が必要。

不感蒸泄(ふかんじょうせつ):汗以外にも皮膚や呼吸で体内から出ていく水分のこと。

暖房を使っている時、冬の空気が乾燥しているとき、寒さにより水分を控えているときなど特に気を付けたい。

 

■水分の役割とは?

生命活動の維持=電解質、浸透圧、pH、温度、血圧、血糖などを一定に保つこと。

また、体内の水分には、ナトリウム、カリウム、カルシウム、リンなどの電解質が溶けている。水分をしっかり補給することで、身体中に酸素や栄養が行きわたり、脳にも酸素が十分に届く。脳機能を働かせ、肌の潤いを保つためにも水分は必要不可欠。

■電解質(イオン)とは?

水に溶けると電気を通す物質のこと。細胞の浸透圧を調整したり、筋肉細胞や神経細胞の働きに関わる。電解質は少なすぎても多すぎても細胞や臓器の機能が低下し、命に関わることがある。イオンには、ナトリウム、クロール、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどがある。⇒これらをミネラル(=5大栄養素のひとつ)に属し、ミネラルは水に溶けると陽イオンと陰イオンに分かれる。

■解決策・予防法:

一日約2.5ℓ摂取が目安。(1.5ℓが飲み水、0.7ℓが食事、0.3ℓが体内で作られる)。

特に高齢者は水分量が約50%程なので積極的に水分をとること。

例:スープやフルーツなど積極的にメニューに加える。

加湿:50-70%が望ましい。

起床時・入浴時の水分補給:こまめにゆっくりと獲るのがよい。

スポーツドリンク:電解質が入っているのは良いが、糖分が多いので飲み方を気を付けたい。

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参照:

https://premium-water.net/feature/w20211206-1/

https://www.otsuka.co.jp/nutraceutical/about/rehydration/water/electrolytes/