NZTAKMANのブログ

30代。政治経済/社会/異文化/筋トレ/チームマネジメント

良い監督とは

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■P&Gの求める人材要素=理論

リーダーシップ(組織力):他者を巻き込んでチームワークを機能させる力。
戦略性(計画力):目標を達成するための工夫や企画、創造性。

当事者意識(実行力):コミット力、責任を持って結果を出す意識と行動力

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人材育成力(組織力):プレーヤーの個性を把握し、成果を出せるように指導教育できる力。それには、大学、社会人、ひいては海外リーグなど様々な個性、レベルのプレーヤ―と協働し、育成してきた実績や経験が必要である。失敗や挫折のないスター選手、エリートには無理である、相手の個性、能力を見極め伸ばす指導力が絶対だ。

組織マネジメント(組織力):監督から選手まで一貫しているか。明確な目標を持ち、チームを目標達成に向けてまとめ動かす力。指導者同士で意見が割れないこと。選手に分かりやすくシンプルに。正常に機能させること。

情熱(組織力)『勝ちたい、成長したい』など強い気持ちがあるのか。精神が弱いと、練習や仕事への取組み、ゴール達成への終着心も弱くなる。自信や意欲も低下。だから強い気持ちが根底にないと組織は機能しない。ハングリー精神がないと、勝負事では差がでる。

人間力(組織力):指導に愛情があるのか、公平か、時には叱れるのか、プレーヤーに寄り沿えるのか(立場)、ハウツーではなく哲学があるのか、人の模範となり、責任をもって仕事に取り込めるか。選手がこの人に認められたいと思わせる魅力やコミット力があるか。柔軟性(素直さ):スキルがある人に頭を下げられる謙虚さ。自分が全て知っていると過信しない。

コミュニケーション能力(組織力、実行力、計画力):発信力、指導力、協働力、対マスコミ対ファンなど。たくさんの人を納得させる話術、誠実さ。様々な場面で人を動かし使える表現力はあるのか。

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戦略家(計画力):どのように相手を討つか、自陣の強みは何か、上手く機能するのか、故障者が出た場合のバックアッププランはあるのか。

情報収集力(計画力):ビッグデータ、科学的トレーニング、メンタルトレーニング。心技体を上手く融合して選手のパフォーマンスを向上させる力。精神論、経験絶対主義、前例主義ではNG。

指導者の組閣(計画力):優秀な指導者をベンチ陣に組み立てられるか。自分の分身であるか。そのコーチに任せられる人材か。

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結果への責任感(実行力+組織力):選手を責めない。結果に全責任を自分が取る。

練習(実行力):勝利のために、正しい努力を積み重ねているか。量×質共に自分に自信をもってやっているか。選手がトレーニングに集中できる環境を整えているか。

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■結論:

こう見ると、戦略性や実行力も大切だが、人を動かくこと、チームを機能さえることが最も大切だと気づく。

参照:

http://gakunanhojinkai.or.jp/Previous/katsudou/honkai/2008_katsudo_kouen.html