チームワークと多様性、共存、感謝の精神
チームワークと多様性、共存、感謝の精神
今回の五輪を見ながら、選手の考えや価値観、他者との関わり方に新しいものを感じた。
■競争より共生 例:野球代表チームは、笑顔やジェスチャーでの選手間のコミュニケーションが試合中見られた。スーパースター軍団というより、自分の役割と立場をしっかりと理解し、柔軟にチームに貢献する姿勢を感じる。バント、犠牲フライ。周りのプレーヤーを信頼できるから、思い切って打席に立てるなど。個人から他選手との信頼や調和を大切にしている印象を受ける。トップダウンなチームから、しっかり話し合うチームへ。
卓球も個人競技でありながら、切磋琢磨して団体力を磨いてきた印象。結果だけでなく、それまでの努力や組織力を感じる場面が多く、感動した。
■勝敗より共有。例:金メダルを共有。同スコアを走り高跳びの2選手で話し合い、勝敗をつけるより共有を選んだ。二人にしかわからない友情だ。素晴らしい。
■認め合う関係、失敗や優勝を素直に認め合えるライバルであり仲間。世界のトップを競いあうわけだから、もっとシビアになっても不思議ではない。しかし、同じ立場だからそこ相手の気持ちに寄り沿えるのだろう。人として素晴らしい瞬間だ。
■多様性 トランスジェンダー 、ゲイ。マイノリティの選手が世界を舞台に堂々と活躍したり、発言できる時代に突入した。素晴らしい。
■感謝の気持ちを強く認識するコメントが多かった。サポートしてくれる人達、大会に出られる喜び。選手をねぎらう指導者。コロナ禍もあるだろう。恩恵を再認識させられるコメントだ。
■新しい指導者 井上康生監督=『熱意、創意、誠意』がモットー
寄り沿い:ただがガムシャラにやる精神論から⇒選手に寄り沿うアプローチ。例:選手の遅刻を自分の責任と坊主頭に。トップダウンだけでなく、相手と同じ目線で目標達成に向かう。
人生訓:母や兄を亡くした井上監督は選手たちに、一日の大切さを話す。
AI活用:データ分析や映像分析を基にした強化策。
他分野のエッセンスを吸収:茶道、書道を選手達に触れさせ、柔道につながるヒントを考え、感じさせた。他分野のプロと積極席に交流。
アップデート:前例主義、自分の経験のみにたよらず、常に勉強し指導力を向上していくこと。歴史書、啓発本、ビジネス書を読み込み、努力を絶やさない。『名選手、名監督にあらず』にならないように。
野村監督のような人材育成と創意工夫に長けた指導者である。
参照;
https://www.bbc.com/japanese/58051878
https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20210802-OYT1T50181/
https://news.yahoo.co.jp/articles/02d4c27db28ce08cffaec9319570d1dab8a0921c
https://news.nifty.com/article/sports/athletic/12245-1181614/
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce8d78e050217ae434ccbdc81d3a38d659e5ad6e
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9658aee1922681dc91b6764dfddd753ef3bd634