一言居士(いちげんこじ)
■意味:一言いわないと気のすまない人、そのような性格。
何かあるたびに、いちいち口をはさんでくる厄介な人のようなネガティブなニュアンスがある。ご意見番、しっかり者という意味で肯定的に使うこともある。
He has anything to say about enerything. Controversialist
■語源
一言(いちげん):『一言抉る(こじる)』から。『抉る=心に苦痛を与える』から、ひねくれた言い方をする、講義をするような人を指すようになった。
居士(こじ):そんな人という意味。仏教で男性が亡くなった後に戒名の下につけられる称号のこと。出家せずに在家のまま仏教に帰依(きえ、仏の力を信じてすがること)する男性のこと。
■類語:頑固一徹。やかまし屋、文句言い、何にでも口を挟みたがる人
■一言居士な人の特徴
独自のこだわり・自論がある
主張が強く、理屈っぽい人、干渉的、ひねくれ者、口うるさい(の意味が多い)
世話好き、はっきりとものを言う人
■使い方:『一言居士の性格は~』
彼の一言居士な性格は、仲間内では有名である。
一言居士の彼女は、誰よりも会社のことを考えてくれている。悪気はあるわけではないので、我慢してほしい。
一言居士な面がある父は、私達娘に対して、子育てに関する的外れなアドバイスをしてくることがある。
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参照:
https://biz.trans-suite.jp/48181
https://news.yahoo.co.jp/articles/f560461e490397a1bf8d9ba179276584822b1c48