池江璃花子の母の子育て論
■困難にぶちあたっても諦めない心を育てる方法は?
愛されること、たくさんの人と関わり目標に向かって努力すること、謙虚な気持ち、
イメトレ、『世界一、日本一』、子供扱いせずに責任を持たせてできる事は甘やかさない。
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■母、美由紀さんは幼児教育のプロ。約2000人の子どもを教えてきた実績あり。七田式教育(右脳教育)の本八幡教室代表。
池江選手とその姉、兄の3人の子供を育てたシングルマザー。
■子育てのこだわりは?たくさんの人に愛されること。
『人に愛される人』になってほいいこと。勉強やスポーツで1番を目指すもいいけれど、まずは子供自身が幸せになること。
(何かで1番にならなくても)たくさんの人に愛され、必要とされることが幸せ。
■スポーツを取組みということは?人間力を高めること。
様々な人と関わり、目標に向かって努力することをスポーツを通して経験すること。
謙虚な気持ちを常に持つこと。(偉そうな態度や自慢して他の人を見下すようなことがあれば水泳を辞めさせる方針)
(子供の成績≠親の名声。親の価値を勘違いすると、子供もそうしていいと誤解する。)
■習い事の環境を選ぶ基準は?
親の得意な事(音楽系、運動系)を選ぶと、競争を極める時にサポートしやすい。
一方で、先生の指導方針と自分の子育て方針が違うと継続しない。
例:人間性を攻撃したりコーチや先生。
■自分を信じる育て方は?
1)親が子どもの可能性を信じること。『あなたならできる』『まだまだ才能が眠っているよ』と語り掛け、ポジティブな暗示をかける。これを繰り返すと『自分はできる、価値がある』と子供に自信がつく。
■本番の強さを育むには?
1)人前でひとりで発表する練習をすること。習慣づくと、本番で力を発揮できるようになる。
2)イメトレ:細かく本番のイメージをすることで、本番で落ち着いて対応できる。
例:金メダルの自分の絵を小さいころから描いていた。夢をかなえるには強く思い具体的にイメージすることが大事。
コツ:夢を語るときは『日本一の』『世界一の』とつけると、具体性がプラスして目標にむかってワクワクした気持ちで努力できる。
3)子ども扱いしないこと。与えた家事は兄弟で分担してさせること。サボることはあっても、甘やかして親がしないこと(二重の約束を破ることだから)。子供に責任を持たせること。
食事:時間を決めて完食させる。残ったら皆と同じものが食べらない。親ががみがみ叱るのではなく、責任を持たせて不要に甘やかさないこと。
参照: