ホットヨーグルト
■ホットヨーグルトとは?
体を冷やさず、胃腸を冷やすこともないのでおすすめ。40℃前後の乳酸菌・ビフィズス菌は活発で整腸機能(消化機能)に効果的。
■菌は熱に影響ないのか?
加熱によって死んでしまった乳酸菌は、腸内に生息する善玉菌のエサとなり、悪玉菌の増加を抑えるので、加熱して死んでしまっても整腸機能に問題なし。
乳酸菌は約60℃を越えると死滅してしまう熱に弱い菌。乳酸菌パワーを効果的にするには40℃前後の人肌程度の温度が良い。
ヨーグルトは温めて摂取した方が乳酸菌が活発になり、カルシウムの吸収率もアップさせる。
■ヨーグルトの効果
便通(整腸作用):乳酸菌は善玉菌であり、腸内の悪玉菌を増加・定着を抑える働きがある。腸内の有害物質を体外へ排出する手助け。デトックス、免疫力アップ。乳酸菌・ビフィズス菌は善玉菌の一種。※継続して摂取しないと効果がない。腸に留まり続けることが大切。
肌荒れ予防:セラミドの量を増やす作用がある。
皮膚の最も外側にある角層を守るのがセラミド。セラミドは角質細胞どうしの隙間を満たし、水分をつなぎとめている肌の必須成分。肌のバリア機能、潤いを保ち、キメが整っている状態。肌のバリア機能の低下⇒肌の水分が蒸発しやすく、体内に異物が侵入しやすい状態。免疫機能がダウン。乾燥肌や肌荒れを起こしやすい。
■乳酸菌/ビフィズス菌⇒胃酸に弱く、腸に届くまでに死滅することもある。これらの菌を生きたまま腸に届けるには胃酸が多く出やすい空腹時を避けるのが良い。例:朝食であれば最後に食べる。
■ヨーグルトの菌には
LG21(乳酸菌):胃酸に強く胃の中でも増殖する。殺菌作用があり、ピロリ菌を抑制する。
R-1(乳酸菌):ナチュラルキラー細胞を活性化させる効果あり、免疫力を高める。
BE80菌(ビフィズス菌):胃酸に強く生きたまま腸まで届く。腸に蓄えておくことができないため、食べ続けることが大事。
BB536(ビフィズス菌):生きたまま大腸に届く。便秘や下痢の整腸作用に効果がある。
ガセリ菌:内臓脂肪を減らすのを助ける働きがある。
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参照:
https://www.kobetokushukai.org/news/detail.php?id=60
https://www.duo.jp/skincare/kanso-hositu/2158/
https://www.meiji.co.jp/yogurtlibrary/laboratory/report/collagen-peptide/01/
https://www.youtube.com/watch?v=CkrFHQzhHG8