ネットリテラシーと韓国人の読解レベル
OECDが発表した2018年の高校生の調査によると、韓国は調査国の中で情報を見極める力が最低だった。この見極め力の低さが、日韓問題が解決できない要因のひとつではないかと、統計データ分析家の本川裕氏は言う。
■読解力(リテラシー)とは
1)文字の読み書き能力
2)言語内容の理解力
3)デジタル時代の情報見極め能力(情報過多、誤情報、偽情報への対応能力)
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■ネットリテラシーとは■?⇒ネットの情報に振り回されるのではなく、自分の意志で情報を取捨選択し、使いこなす能力のこと。
■どのように身につける■?事実と意見を分けて理解できるかどうか。
1)多くの情報を集めて比較すること。情報のソースを大手メディア、公共機関など信ぴょう性の高い情報に触れること。ネットだけでなく、本や文献を使って調べるのもあり。
2)ネット詐欺、トラブル事例を教える。例:知らないアプリをダウンロード、ネット詐欺など手口を知っていくと予防につながる。デマ拡散で逮捕されたことも。
3)情報に疑ってみる癖をつけること。この投稿は本当か?以前に同じ動画が使われたことはないか?投稿したアカウントは普段どんなツイートをしているか?デマを見抜くヒントになる。コロナでトイレットペーパーは品薄ではない。アイドルが何気なく投稿した写真から、ストーカー被害にあうなど。
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■韓国の読解力は?40位。またメキシコ、ハンガリー、チリなどの途上国的な性格の国々も下位に位置し、なりすましメールへの無防備さを示している。韓国に関しては、
ネットでチャンスをいち早くつかんだ方が有利(拙速はよしとする)とする考えが根強いため、
判断をじっくりしない風潮がある。
また教育にも課題があり:詰込み型で、情報の把握や理解は素早いが、情報の信ぴょう性と価値を判断する能力が低い。学校でデジタルリテラシー教育の強化が必要。
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■日本の読解力は?
日本は43か国中もっとも『疑い深い気質』⇒身の回りに『だまし行為』が身近にあるから。
なりすましメール、振込みメール、おれおれ電話など詐欺が横行し、日本の高校生の75%が
個人情報を入力するクリックメール』が不適切と判断したデータがある。
韓国と反対に慎重すぎる反面、デジタルシステムへの転換に出遅れた側面もある。
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参照
子は親の鏡:子供は親から多大な影響を受けるため、子供の振る舞いを見れば、親の考え方や品性が窺いしてるという意味合い。
拙速(せっそく):できはよくないが、仕事が早いこと。例:拙速に事を運ぶ。
露呈(ろてい):隠れていた事柄が表面に現れ出る事。発覚すること。
https://president.jp/articles/-/49687?page=2
https://coeteco.jp/articles/10171
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a7d401a8be4cca2bd4b0dcf954374ad3b25741e