不動産業者と不動産流業者
■不動産業界:不動産の仕入れをして、建築をし販売する業者。
日本の基幹産業(自動車、製造、不動産)。
不動産=動かないため、国内市場。内需依存型産業。
特徴:国内の景気に左右されやすい。高単価。買い手と売り手の相場価格で決定。
法律規制が厳しく外資の参入が少ない。
財閥企業が強い。例:三井不動産、三菱地所(ただし寡占するほどシェアは多くない)
仕組み:需要が多いと価格が上がり、買いたい人が減ると価格は下がる。
不動産会社が倒産すると⇒取引していた債権業者が回収できなくなる⇒下請け企業、関連企業(塗装、リフォーム、工務店、仲介業者など)
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■不動産仲介業界(流通業):
不動産を所有する売主と購入したい買主の仲介を行い業者。その仲介手数料が売上として事業を運営。
■参入と運営:業界参入は比較的容易であるが、事業を運営している事は容易ではない。なぜなら競争が激しいから。
■仲介業の存在理由:売主が買主を見つけるのは大変だから。不動産会社は、条件をクリアできる物件のみ広告を作り、お金をかけて掲載しているため、販売者が直接売買活動を行うのはコストがかかる。さらに法律や財務の専門知識も必要であり、大きなお金が動くためトラブルも起こりやすい。⇒仲介のプロの任せた方が効率的。
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参照: