うつ病と知能の関係・ギフテッド
■うつ状態:突出した才能が原因で周囲から変人扱いを受けたり(自己肯定が育たず、自分らしく存在できない)、学校・職場でやりがい(他者と共感・協働などが難しい)を見出せなかったり、悩まなくていい事を考えたり、感じたりして(過度な不安や悩みが尽きない、音に敏感になる、あらゆる情報を感知しすぎて脳がパンクする)精神的健康を維持できない状態。心身休めずストレス状態が慢性的に続く。
■『知能が高い=うつ病』ではなくが、知能が高いがゆえに生きるのが辛く感じたり、他者と上手く行かず悩むこともある、ということ。
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■内省的性質が強い:『自分とはなんだろうか、なぜ生まれたのか』『なぜあんなことをやってしまったのか?』『なぜ連中はこんなことをやるんだ?』『失敗したらどうしよう?』などいろいろと、考えてしまう傾向がある。その答えが明確に存在しない事が多く、悩んだり、考え続ける仕組みが反復する。
どうしようもない事を考えすぎてしまう。例:人生観、幸福とは、社会を変える、政治を変えるなど。できない事、自分の影響力が及ばない事までの真剣に考えてしまう。
偉大な思想家、芸術家は膨大な時間を費やして思考に思考を重ねて生きた人たち。
※内省とは、自己の言動を振り返ること。批判的な意味合いはなく、気づきを得ることを目的とする。
高知能の具体例:
記憶力:見た事、聞いたときの記憶を映像のように思い出す。/計算能力:小学校で連立方程式を解いていた。/ 言語能力:英語の会話を丸暗記できる。
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ギフテッド(Gifted)とは、先天的に突出した高い知性、共感的理解、倫理観を備えた人。日本には約250万人いると言われている。
音楽的才能:メロディー、リズム、ピッチなど再現が得意。作詞作曲能力が高い。
対人的能力:他人の気持ちを敏感に感じ取り、共感できる。リーダーシップが得意。
論理数学的知能:論理的なパターンや関係性に気づく。数字を使った説明や論証が得意。
博学的知能:身の回りの事象に対して疑問を持ち、違いをまとめたり共通点を見つけたりすることが得意。
視覚・空間的知能:絵や設計図を描く事が得意。細部にまで理解できる。
内省的能力:自分自身のことを正確に把握し、それに基づいた行動をとる事が得意。マイペースに行動し、関心事は積極的に手伝ったり、研究することができる。
言語・語学能力:話をしたり、文章を書くのが得意。論理的な話し方、人を引き付ける話し方、説得力が長ける。
身体・運動感覚機能:手先や器用。考えや感情を自分の身体で表現できる。
■90%の天才型の子供は生きづらさを感じた経験がある。家庭、職場、友人関係。
記憶力:悲惨な過去も忘れられない。
学習能力:意識をひけらかしていると思われないようにテストの点をわざと抑えたり、周囲との話題、言葉遣いををセーブして『自分らしさ』を解放できないかった。
正義感が強く、社会的にタブーや不謹慎と呼ばれることも、言ってしまう周囲から避けられる。
知的好奇心;話の話題や関心事が周囲と合わずに、集団行動に適応できずうつに苦しむ。
異質な者、変わり者として個性を認めてもらいにくい。
■解決のひとつのヒント(ひろゆき式):抽象的な事より具体的なことを、長期的な事より短期的なことを。
見える範囲や考える領域をせまくして、目の前の会社の同僚や家族、自分自身に目を向けるようにすること。
例:ご飯が美味しい、運動して体がすっきりする、友達と話しをして楽しい、お風呂に入って気持ちがいいなど。
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参照:
https://karapaia.com/archives/52247986.html
https://forbesjapan.com/articles/detail/15561
https://www.nhk.or.jp/gendai/kiji/161/index.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a225dad6f7787c3a3070bec93f0247c62c6aced