法人営業とは➁
企業の経営層に提案していく仕事。有形商材(不動産、機械部品、洋服など)と無形商材(人材サービス、コンサルティング、金融商品など)がある。
■仕事のフロー
新規の場合:電話やメールでアポ取り、顧客側のメリットを伝える。資料作成、プレゼン、(論理性を高めるマーケ力、具体的なデータ収集)。営業担当者のサポート約を営業事務と呼び、そこから段階的にスキルと経験をつめる。
■やりがいとは
論理性が高く合理的な営業力が身に着く。⇒個人営業は、顧客からの(印象)感情的な部分が影響しやすいが、法人営業は、費用対効果、商品導入の具体的なメリットの提案などロジカルな要素が決断に影響する。
会社の利益を生み出す実感を持てる。大規模な案件を受注できる可能性があり、会社の利益を自分で生み出す実感につながる。
企業の経営層との人脈ができる。会社員としての仕事に限らず、経営センスや企業にも役立つノウハウを吸収できる。
■仕事の厳しさ
売上目標が高い/コスト競争/社内調整:法人営業は成約率が低くなりやすく、成約間際にキャンセルになることもあり、簡単にはいかない。また、コスト競争の傾向が強く、社内の調整力に依存したり、個人の力では対処できない場面もある。
その反面、努力の積み重ねがつながると、充実感や達成感が得られ、ビジネスマンとしての実績に直結する。
■活かせる経験・スキル
営業経験
論理的思考やリサーチ能力:競合他社が得ていない情報を得ることが成約につながる
ニュースをこまめにチェックする習慣(日経新聞やプレジデント)
基本的なビジネスマナー:資料作成、プレゼン力、交渉力、身だしなみなど。
論理的思考⇒費用対効果はどうか?商材導入に伴う改善点を顧客のメリットとして伝える。などロジックと説得力は必要。
■向いている人
人好き、会話好きな人:二人一組で行動する。営業と営業事務。世話好き=チーム力上がる。
仮説を立てるのが得意な人:企業の問題点や投資先等を汲み上げて営業活動に活かす能力。
経済や業界の動向に敏感な人:業界に詳しいと収集した情報が優位に働きやすい。
■キャリアパス
中間管理職=人を育てる道
人事やマーケへ部署異動
営業のスペシャリスト
参照