伊雜宮(いざわのみや)
■概要: 格式高い神社。志摩市に上之郷(かみのごう)鎮座する伊雜宮。かつては、伊勢道、鳥羽道など交通の洋要衝として発展した地域。旅館や両店が立ち並び歴史を感じる地。静寂に包まれた空間、自然あふれる参道は正宮にひけをとらない美しさ。心が現れていくような気持ちになる。2本並んだ杉(夫婦杉)の木は神々しさを感じる。
住所:志摩市磯部町上之郷374/創建804年以前。
■巾着楠(巨大なクスノキ):推定樹齢300年。基部が極端に肥大したヒノキ。元々は石があったが、その上から楠が成長と共に石を飲み込んで不思議な形となった。
■本殿:古くから天照大御神の「遙宮(とおのみや=遠く離れた別宮のこと)として深く信仰され、地元の人々は、海の幸や山の幸をお供えしてきた。
■磯部の御神田(いそべのおみた):御田植祭(おたうえまつり):毎年6月24日に行われる、初夏の到来を告げる行事。勇壮な男たちが大きなうちわのついた竹の棒(忌竹=いみだけ、穢れを取り祓う道具)を奪い合う。この竹の一片を船に祀れば豊漁となると伝えられている。また、笛や太鼓の音に乗せて、田植えをし、豊作を神様にお祈りする。志摩市の伝統芸能。日本の三大田植祭。国の無形重要文化財に指定。起源は平安末期か鎌倉時代ごろ。
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■正宮(しょうぐう)2:神社の本宮(ほんぐう)のこと。第一格のお宮。
皇大神宮(こうたいじんぐう、通称=内宮)と豊受大神宮(とようけだいじんぐう、通称=外宮)のことを呼ぶ。
内宮=皇室の祖先の神、太陽の神と言われており、私たち国民の大御祖神(おお・みおやがみ)の天照大御神をお祀りしてある。
外宮=衣食住などの産業の守り神(豊受大神宮=とようけの・おおかみ)。
■別宮(べつぐう)14:小宮に準じる格式の高いお宮。正宮と関係のある神様が祀られていて、式年遷宮と同様に20年に一度手入れがされている。
■摂社(せっしゃ)43:本殿や本宮にお祀りしている神様と関わりのある神様が祀られている神社。
■末社(まっしゃ)24:正宮の下に属している小規模の神社で、正宮にいる神様の妻=后(きさき)や御子(みこ)=子供が祀られている。
■所官社(しょかんしゃ)42:その他祭事で深く関わりのある神々が祀ってある神社。
伊勢神宮は125社で成り立っており、伊勢市だけでなく、志摩市、松阪市、鳥羽市などにも位置している。
■特徴
参照:
https://www.kankomie.or.jp/report/detail_394.html
https://www.iseshima-kanko.jp/about/10min/ise-jingu_shrine
https://www.shikiclub.co.jp/shikitabi/blog/archives/12545/
https://www.iseshima-kanko.jp/event/2238/
http://www.hitozato-kyoboku.com/izouguu-kusu.html