NZTAKMANのブログ

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伊勢神宮①とは?

 

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伊勢神宮:全国8万以上ある神社の中心的存在。正式名称『神宮』約2000年前創祀(そうし)創祀以来、一日も欠かす事なく皇室の繁栄、国の平和と発展、国民の幸せが祈られている。125社の宮社(ぐうしゃ)で構成。

天照大御神:皇室の祖先神であり、日本人の大御神。地域を守る氏神のリーダーである総氏神として日本人すべてを守ってくださる神さま。→内宮

豊受大御神(とようけのおおみかみ):産業の守り神。私に豊かな暮らしを支える衣食住の神さま。→外宮

立ち位置:『日本人の心のふるさと(崇敬の対象)すうけい』として年間800万の参拝者が来る。江戸時代から特に庶民が旅をするようになり、伊勢参りが流行った。

 

■神道の考え方

人はそのままで完璧である。だから、修行(Training)もなければ悟り(Understanding/Awareness)もない。乱れたバランスを正常な状態に整えるのが神社の役目。これを『お清め』や『お祓い』と呼ぶ。Purify/Cleanse yourself,get rid of Satan (or demons) 神主 Shinto Priest

自由で任意的な信仰。厳しい教義や戒律はなく、日常を充実するために神々に感謝して、ひらめきを受け取るシステムのこと。

 

■時間の捉え方

今この瞬間が理想の世界という考え方。神代在今(かみよいまにあり)。過去を悔やまず、未来を恐れない。

■神さまと人の関係

人間は神様の分身であり、平等かつ双方的な関係。

おじいちゃん、おばあちゃんのような見守る存在。

人から神さま:感謝と祝福をささげる。神さまから人:人はひらめきや直感を受け取る。それに従って行動すると目標や夢がかなう。人が感謝の思いを向ければ、神さまの力はますます大きくなる。その力で神さまの徳が人間にもたらされ運が開ける。(鎌倉時代から理解)

■比較vs 他宗教

人は罪深い存在、神様の助けがないと生きていけないと説く。一方的な関係。

 

■どんな心構え:まず神さまに感謝(そしてあれば個人の願い事)

心をゆるめてリラックスすることが大事。故郷のおばあさんに会いに行くような感覚。

神さまへの慕(した)わしさ=心引かれる、恋しいと畏敬(いけん)の念があれば、作法にこだわり過ぎる必要はない。神さまと向き合って自分自身を清らかにすっきりさせることが重要。万が一手順を間違えても神さまが叱ることはない。素直な気落ちで一生懸命さを見てくださる。神さまを敬う心が育でば、他の人にも気配りができるようになり、豊かな人間関係につながる。

参照:

いちばん大事な生き方は、伊勢神宮が教えてくれる(吉川竜実)