ビジネスでのメール表現テクニック
本末に『よろしくお願いいたします』とだけ書く人は仕事はできない。
■仕事での文章力を上達させるのは?
1)主語を私(弊社)から読み手に。
×営業効率を高め、労力を最小限にする『△△ツール』の無料モニター企画をスタートし、
ご利用いただける企業様を探しております。ご返信をお待ちしております。(私感、一方的なメッセージ性が強く、読み手の立場に立っていない。)
◎『△△ツール』の無料モニターに興味はございませんか?(質問型)
御社の業界では××の成果が出ており、モニター活用の期間だけでも結果が出ております。(実績の言及で関心アップ)
ご検討いただけるようでしたら、ご返信いただけますと幸いです。(謙虚なクロージング)
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2)『?』を多用しない。
⇒疑問形は読み手を引き込むのには有効であるが、多用するのは尋問(じんもん)されているような不快感を覚える。
3)句読点、改行のない文章は読み手を疲れさせる。『1文1意』の法則。
⇒息継ぎができず、頭の中で要点も整理しにくい。1文に1つのメッセージ、50文字程度を目安いに『。』で区切りまとめること。文章をすっきりとして相手に読みやすい工夫をすること。
4)相手への『よろしく』とだけで考えさせないこと。
⇒内容がぼんやりして『よろしく』と締めるのは、相手にどういう意味か考えさせる負担をかけてしまう。
◎『先日は~』と冒頭のあいさつでその日のイメージが思い出せると良い。さらに、曖昧な表現をさけ、具体的にどうしてほしいのかを押し付け感なく伺う。
例:よろしければ、ご感想をいただけないでしょうか?
ご検討いただき、お返事いただけるとうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。
5)正論を伝えて、相手に上から目線で言わないこと。(失敗談テクニック)
伝えたいことを『自分の失敗談』に置き換えて、相手に考えるきっかけ作りになれば、
相手を攻撃せずスマートに言いたいことを伝えることができる。気づきをしっかり含めることで、反省して改善した成果を具体的に伝えることができる。
参照: