『なんか』が口癖の人
■なんかとは?副詞。理由がはっきりしないさま。なんとなく、どことなく、なんだか、なにか。『うまく説明できないけれど』という文脈に使う事が多い。
■口癖になる心理:
めんどくさがり(語彙力が弱い):なんかは抽象的な表現で、曖昧。便利で言葉を選ぶ作業をはぶいていることがある。『なんかねえ』⇒どういうこと⁉
自分の気持ちを上手く伝えることができない場合に使われることがある。
目立ちたいOrかまってほしい:『なんか』=今から話をするよと注意を促している。誰かに気づいてほしい、かまってほしい寂しがり屋な性格。
責任感がない。『なんか』の後は、あいまいな発言から責任から逃れようとする。ビジネスシーンではNG.
批評家:他人を評価するのが癖の人が『なんか』を使いがち。
■なんかをやめるには?
1)自覚すること・話始めるために一呼吸おく:一落ち着くこと。『なんか』を使わずに話せるか考えて工夫してみる。例『そうだね』⇒否定的から肯定的な思考へ。
2)なりたい人をイメージする(語彙力を磨く):憧れている人がどんな行動や振る舞いをしているのか観察して近づけるように意識してみる。本や著名人の発言に触れ、語彙力を磨く。
3)ポジティブな言葉を使うように意識してみる。:ありがとう、すごい、素敵、さすが、なるほど。
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■似たようなフレーズ:『どうせ』⇒ネガティブ思考。
『でも』⇒否定的な姿勢。アドバイスをされたら受け入れるように意識するとよい。
『だって』⇒言い訳する人。自分の非を認めたくない心理。
『いや』⇒自信家、自己肯定感が高い性格、自分の考えに縛られている人。例:『いや、こうだと思う』
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その他
■子供っぽい口癖:『あのね』『ほんとに』⇒無邪気さ、素直さ。かまってほしいタイプ。
■理屈っぽい人:『基本的に』『ちなみに』『逆に』⇒物事を体系立てて説明しようとする癖。
■自信がない人;あいまいな表現。『一応』『えー』『とりあえず』など、会話の内容を誤魔化そうとする。ビジネスの場面では信用されなくなってしまう可能性もある。
■おおざっぱな人;『なるほど。』話を聞いているふりをするときになるほどという事が多い。
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参照: