インフレとは
インフレとは物価が上がること。インフレには良いインフレと悪いインフレがある。
- 良いインフレ:企業が販売価格の上昇で儲かり、社員の給料が増え、消費が拡大し、企業が儲かる⇒景気の拡大をともなうインフレ
- 悪いインフレ:商品の仕入れ価格や商品価格が上昇するが、社員の賃金が上がらず、消費(販売)の業績が悪化すること。家計を圧迫する循環。⇒悪循環をもたらすインフレ。
■例:インフレが起こると
5%のインフレが起こると、今まで20万円で住んでいた生活費が21万円になるということ。これで収入が10%増えて30万から33万に上がれば問題なし。しかし収入が上らなければ、生活は苦しくなる。
一般に穏やかなインフレが経済にとって良い状態だと言われているが、それは収入がモノの値段以上に上がることが大前提なこと。つまり、物価が上がった時の収入の変化に注目しないといけない。
■インフレが起こると②
同じ100円で変えていたジュースが値が上がることで、100円の価値が下がる事に。
つまり、インフレが円の価値が下がる=円安を起こしやすい。
メリット:円安になると、輸出業が好調になったり、外国からの観光客が増える
デメリット:輸入品が高くなり、海外旅行の費用が高くなり、現地での買い物が高くついたりする。
■何がインフレを起こすか?
好景気⇒モノがよく売れると⇒需要が増える⇒値段上昇(ディマンド・プル・インフレ)
賃金や原料の高騰などコストが上がると⇒値段上昇(コスト・プッシュ・インフレ)
参照:
https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/i/J0111.htm