米独首脳会談、対中国対策について。
バイデン大統領と15日、ホワイトハウスでドイツのメルケル首相と会談し、『ワシントン宣言』を発表。人権やルールに基づく秩序を重視する立場を打ち出し、強権的な政権運営を進める中国、ロシアをけん制すると共に、米独関係の修復を確認した。
■トランプ前大統領:ドイツの軍事支出が少ないと痛烈に批判。ドイツが攻撃を受けても、米国は北大西洋条約第5条が定める集団的自衛権の行使に賛成しない考えを示唆し、米独関係は悪化した。
■メルケル独首相:中国について、『多くの分野で競争相手だとの見方。貿易には公平な競争の場が必要』。メルケル首相は9月での引退を表明。
■ワシントン宣言:中国や他国が自由で開かれた社会を傷つけようとしている時、我々は民主主義の原則と普遍的な権利を守る。民主主義や人権を尊重し、世界の平和と安全を促進するために、アメリカとドイツが緊密に連携していく宣言。対ロシア中国のため、両国が協力していく必要性を強調。
■ドイツとロシアの天然ガスパイプライン計画(ノルドストリーム2):ロシアにエネルギー依存を高めるべきではないとアメリカは懸念。ドイツと意見が対立気味。共感点は『ロシアがエネルギーを武器に使って周辺国を威圧するのを許してはなならない点』
参照:
https://nordot.app/788499601028546560
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4316295.html
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN15EZP0V10C21A7000000/