中朝軍事同盟60周年、継続。
■中朝友好協力相互援助条約(実質軍事同盟):1961年に締結された北朝鮮と中国の軍事同盟。相手国が攻撃を受けた際の軍事援助を定めたもので20年ごとに更新。きっかけは条約締結2カ月前に、韓国でパク・チョンヒによる軍事クーデターを起こし、反共軍事政権を樹立し、それに北朝鮮は警戒を強め、キム・イルソン首相が北京(周恩来主席)を訪れ、調印した。またソ連とも同年、ソ連北朝鮮友好協力相互援助条約を締結。
■背景:北朝鮮国務委員会が中国側を招いた宴会で両国の特別な関係を強調した。
国際情勢下で戦略的重要性が高まっている、と価値観を共有。
■国際社会:米中対立、米朝交渉の停滞、人権の尊重、民主主義
北朝鮮:コロナにより国境封鎖、国連制裁の影響で国内経済が悪化。2016年とと比べて貿易規模が8分の1まで停滞。物価が高騰し、食糧や医療品の高値が続く。香港の民主化メディア『リンゴ日報』を国家の安全に脅威を与える世論操作と批判。中国政府の統治目的のウイグル、チベット、香港問題を国益を守るためと支持。
中国:米国が北朝鮮に与える軍事的な脅威や圧力を反省するべき、と間接的に米国をけん制。
参照:
https://www.chunichi.co.jp/article/288808
https://news.yahoo.co.jp/articles/51cccbb488463dab8d494588c03323230207b8db