早期退職 40代で再検討。
組織の生き残りの為に、たとえ黒字でも不採算事業の見直しに注力する経営者が増えた。40代で会社に残るのかどうかひとつの目安にする時代。自分の能力を発揮できる職場を開拓せよ。
■カシオ 早期退職優遇制度:対象は国内の営業部門45歳以上の社員約700名、うち200人程度の募集を想定。退職時期が2019年の6月。通常の退職金に加えて、特別退職金を支給。『Gショック』の売上は08年のピークから半減の19年は3200億。他収益改善策としてデジカメの撤退や生産体制の統一。
■東芝:2019年3月末までの退職を前提として『早期退職優遇制度』を活用。対象人数は1060人。要因はグループの売上高減少、事業規模の縮小、事業構成の変化に対応するため。
■富士通:キャリア転職支援:45歳以上で間接、支援部門所属の正規従業員。
■コカ・コーラ:『希望退職プログラム』45歳以上で在籍かつ金属1年以上の正社員700名。
■ファミリーマート:1000人超の希望退職者。組織のスリム化、業務効率化。
業績不振が目立つ電気機器⇒45歳以上は貢献度がなければ戦力外候補。
参照:
カシオ:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40727150R30C19A1X20000
東芝:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1811/08/news091.html
富士通:https://www.j-cast.com/kaisha/2019/07/19363043.html
辞めるも残るも地獄:https://liberaluni.com/restructuring-hell
ファミリーマート:https://toyokeizai.net/articles/-/359848
■262の法則:どんな組織にも貢献度の高い上位2割、普通の6割、ダメな下位2割で構成される統計的な仕組み。組織全体の成果を上げるには、下位2割をカットするだけでも、効果は出にくい。⇒下位2割のボトムアップを試す。例:配属先を変える、適切な指示や管理を見直す、頑張っているけど毛規制がなかったり、ケアがたりなかったりすると力が発揮できない。中位6割:各社員の目標を明確にし、そこそこできる人からさらにレベルアップできるゴールとその具体的な方法を一緒に考えたり、話し合うことで士気を上げる。上位2割:マネジメント能力を向上させる。合宿や研修などで、マネジメントスキルを伸ばす。他者を浮かす力、部下にわかりやすく伝える説明力や語彙力など。