筋膜とは - NZTAKMANのブログ

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■皮膚と筋肉の間にある半透明の組織膜で、筋肉を覆っている。筋膜は筋線維１本１本の中にまで入り込んで、ウェットスーツのように体全体に張り巡らされ、立体的に包む込み、筋肉を支える第二の骨格ともいわれている。筋肉を正しく動かすには柔軟な筋膜が必要。

■特徴：柔らかい組織のため、委縮や癒着（からまったりくっつくこと）しやすい。この筋膜の委縮や癒着がコリや痛みを招き、柔軟性を損なう。筋膜はコラーゲンでできており、８５％が水分。

■役割：筋肉通しの摩擦を防ぎ、身体の滑らかな動きを助ける役割。

筋膜の滑らかな動きはむくみを防ぐ役割もある。

■痛みなど、よじれ、こり、はりなど

水分の枯渇、ストレス、長時間の同じ姿勢などにより筋膜同士が癒着して筋肉の柔軟性に影響する。悪い姿勢や偏った動作⇒筋膜がよじれ癒着⇒筋肉が動けない⇒血行不良⇒栄養の運搬や老廃物の流れの不調。やがて血管や神経、リンパ管にも影響する。

■筋膜リリース：

筋膜をリラックスさせ、よじれを解きほぐすこと。伸張性を回復させて、筋肉がスムーズに動けるようにする。筋膜の委縮と癒着を引きはがしたり、引き離す、こすったりすることで正常な状態に戻すこと。筋膜の柔らかさ、滑りを良くすること。

■効果：（運動前）筋肉の柔軟性や関節の可動域を拡大する。体を温める。

（運動後）：疲労回復の促進：ローリングにより疲労のある筋肉、筋膜に多くの酸素と血流を増大させる。リリース後は水分を取り、有害物資や老廃物を流す。

参照：