奇をてらう/奇をてらわない
■衒う(てらう)とは自分の学識、才能、行為などを誇って言葉や行動にちらつかせる。
ひけらかすこと。たぶらかすこと。例:才を衒う、奇を衒う。
奇を衒うとは、わざと普通と違っていることをして人の注意を引こうをすること。例:奇を衒った表現。人の手段や態度を非難する時に使う(ネガティブな表現)。
※自然体では自分は注目されなかったり、才能がないことを隠すために変わった事をしている人に使う。
■英語:try to be different / deliberately act strangely
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■例・使い方:
【奇のてらう】迷惑系Youtuber/生意気な態度や過激な発言で目立とうとする人など/
自分に自信のない人ほどきをてらうことをしたがるものだ。
彼の奇をてらった言動が悪目立ちをして迷惑である。
奇をてらって一度は注目をしたものの、中身の無さにすぐ飽きられてしまった。
【奇をてらわない】の例
奇をてらわない作品が多くの人の心をつかむものだ。
経験を積む事により、奇をてらわない表現ができるようになった。
■類語:奇抜:
衒奇(げんき):奇を衒うの二字熟語。
奇抜:きわめて風変りなこと。奇抜な服装、奇抜な発想。
奇異(きい)/奇矯(ききょう)/風変わり/受けを狙う/エキセントリック:
■対義語:奇をてらわない。(褒める意味合い):わざわざ風変りな言動をして注目されたりしないさま。自然体なさま。
正々堂々:態度が正しく立派なこと。
真っ向勝負/素直/平々凡々
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参照:
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%A5%87%E3%82%92%E8%A1%92%E3%81%86/