縦横無尽(じゅうおうむじん)
As free as a bird
■意味:自由自在に物事を行うさま。
『縦横』は四方八方、縦と横、『無尽』は尽きないこと、終わりは果てないこと。
転じて、自分の思うとおりに振る舞うさま。
技術や行動力、発想力などが優れて自由自在に活躍する様を説明する時に使う。
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■例・使い方:
縦横無尽に、駆け回る、走る、動き回る、活躍するなど。
縦横無尽の忍者守備で史上最高の二塁手の呼び声も高い広島内野陣の要、菊池涼介。
ヤクルトの塩見選手は脚力を活かし、縦横無尽に塁上を走りチャンスを演出した。
奥川選手は、高速スライダーを軸に縦横無尽に球を操り、バッターから三振の山を築いた。
縦横無尽に誰とでも交渉ができる人は営業職に向いている。
前澤社長は縦横無尽な発想と行動力でついに民間初の宇宙旅行を実現した。
落合監督は現役時代に縦横無尽にバットをコントロールし、3冠王に輝いた。
■類語:
自由自在。自由自在に操ること。
三面六臂(さんめんろっぴ):三面は顔、臂は腕。つまり、1人で数人分の働きをすること。
大谷翔平選手は、三面六腑の活躍でMVPを獲得した。
■対義語:
八方塞がり(はっぽうふさがり):どの方向も塞がれて、手の打ちようがないこと。
手枷足枷(てかせあしかせ):自由な行動を妨げる物事のこと。※枷(かせ)とは、罪人の首や手足にはめて自由を束縛するもの。
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参照:
■巻頭(かんとう)を飾る:巻頭とは、書物や巻物の最初の部分。転じて、注目すべき秀作や話題のこと。類語:表紙を飾る、筆頭で取り上げられる、
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E7%B8%A6%E6%A8%AA%E7%84%A1%E5%B0%BD/
https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=001-20170501-01