NZTAKMANのブログ

30代。政治経済/社会/異文化/筋トレ/チームマネジメント

東大思考/西岡壱誠

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トレーニングすることで思考力がアップ。後天的なもの。

頭の良さとはここでは①記憶力 ②要約力 ③伝達力 ④発想力(アイデア力)⑤問題解決力。

キーワード:本質と現象、俯瞰と仰視(ぎょうし)、マクロとミクロ、目的と手段、因果関係、賛成と反対。

ポイント:これからの力を伸ばすには日常の解像度を高めること。つまり日常の景色に意識を向けて、見過ごしたり、聞き流すのではなく、学びのチャンスにする。→学習効果が高く。例、ニュートンのりんご。

 

■記憶力:覚えやすいものとそうでないものがある。丸暗記は効率が悪い。関連付けたり、その言葉が誕生した理由を探して記憶する。例、United State, Uniform, Unique、Unit一つの。結合する。丸暗記は丸飲みのようで×。咀嚼(そしゃく)して、飲み込むことで消化不良を防ぐ。記憶回路も同じ。

因果関係:なぜを考え、物事の背景や原因を考えると暗記するべきことが減り、記憶することも忘れにくい。例:なぜりんごが落ちる(果)?重力があるから(因)。

→自分で考え、納得する癖がつく、物事が整理できる力。

 

■要約力:情報を一言でまとめる力。取捨選択(しゅしゃ)。物事をより深く理解し、重要なポイントを探すうえで、『背景』を理解する必要がある。流れを理解  する。具体的な事項よりも時代背景、前提を理解することが東大式。川の上流を知ろうとする。例:講義の前に、教授の人柄、専門分野、その学問の生まれた経緯を調べる。 読書でも、帯や目次で全体像をつかむ。背景と具体的な中身の位置づけを考える。

実践編:身の回りの言葉の定義を調べる。5Gとは?言葉を解釈できる⇒理解度アップ。

読書:本や文章の最初と最後に注目する。上流と下流とつなげると本が読みやすくなる。

■伝達力(説明力)=相手に物事を理解させること。『相手の既知と自分の説明を結びつけること』既知と未知を結びつけること。

人はまったく新しいものは理解できない。ある程度想像できたら、自分の知識の範囲内であると理解できる。

実践:説明がうまい=例えがうまい。『~って奴がいてさ×』『って北川景子に似た子がいてさー分かりやすい』みんなが経験したことあるような具体的な例。

目的意識を高くもつ:具体的にゴールを明確にすることで、成果につなげる。例:勉強を頑張る(手法、手段)だけではなく、いつまでに何点狙うのか?⇒できるべきことが明確になる。

トレーニング:話すことにタイトル(目的)をつける。これができると、中身が輝く。

好きなこと、関心があること読む→調べる→関連して考える→まとめる。

 

■発想力:一を聞いて十を知る。見方を10個持つということ。1つの立場に縛られない。見方を変えると、気持ちが楽になったり、問題が解決したりする。

実践:賛成反対両方の立場で解答をつくる。両面を知ると、論点の部分が見えたり、両方の意見を取り入れた解決法が思いついたりする。⇒発想力が豊かになる

反対から見た言い回しを考える。30%しかない。⇒30%もある。先入観を否定せよ。

実践②⇒ディベート:思考力を深める。より深く考え、新たな見る方向に気づく。

 

■問題解決力:一部分と全体、ミクロとマクロの両方の視点を持っていること。推理小説のように、細かいポイントに気づき、それを問題の糸口として解決する能力。

例:近所のスーパーが潰れるらしい⇒日本経済の落ち込み?本質や目的、背景を見抜けるかどうか。流れと事柄を結びつける能力。本質を熟知する=教科書を徹底して理解する。