法人営業とは
■企業などの法人を対象に営業活動を行う職種。⇒『ルート営業』と『新規開拓』がある。
ルート営業:既存顧客(ビジネス取引が安定傾向)を巡回して、自社製品、サービスに関する商談をしたり、新商品の紹介を行ったりする業務。
新規開拓:これまでに取引の無かった企業にアプローチして新規顧客になってもらうための営業活動。
■特徴
1)会社代表であることの自覚
商談では会社対会社という関係上、自覚を持つことが必要。
2)ビジネスコミュニケーション
業界知識や動向など情報を常に収集し、顧客のニーズや経営戦略を踏まえた上での提案型営業スキルが必須。
3)顧客のエージェントになること。
自社内で顧客のエージェントの役割を担う。時には、自社の利益を多少損なうことあったり、今担当顧客に便座を図っておくことで、最終的な利益を最大化することができるかしれない。
■やりがい
数値:業績が具体的な数値に直接表れる点
報酬:成績が報酬に直結している点
社会貢献:ビジネスが成功すれば、自社も顧客も喜ばれ、社会に役立っている実感を得やすい点。
■個人営業との違い
ビジネススケールの大きさ:一度の取引き金額が大きく、数億円という売り上げに結び付く場合もある。
知名度:誰もが知っている一流企業に顧客にしているビジネスをしているという実感や誇りをもてる。
顧客企業の成長に貢献できる:
顧客企業に利益をもたらし、WinWinの関係を結ぶ達成感を得られる。相手企業から感謝されることもあり、その言葉が次への原動力になる。
■報酬面
法人営業(447万)は年収高め。個人営業(424万) 代理店営業(423万) ルートセールス(403万)
■法人営業に向いている人
コミュ力、交渉力、粘り強さ、人当たりの良さ。
ビジネスパーソンとしての誇りを持っている人
『商品が売れればいい』というものではなく、対ビジネス。長期的利益を考え、WinWinの関係を構築したい人、ビジネスマナーやルール、コンプライアンスを大切に考えている人など、ビジネスパーソンとして誇りを持っている人が向いている。
経営や事業に関する知見を磨きたい人
ライバル会社の企業研究、業界研究など、顧客の経営戦略、事業戦略につながる提案力が求められる。経営や事業に関する全般的な知識、スキルが身に着く。経営センスが磨かれる。
将来さらにスケールの大きいビジネスに取り組みたい人
法人営業の基本スタイルは、中小企業も大企業も変わらない。
実力(=スキル×実績)があれば、年齢に関係なく、スケールの大きい仕事を任される。
参照:
https://mynavi-agent.jp/sales/knowhow/corporatesales/
https://mynavi-agent.jp/sales/knowhow/private-corporate/