折衝力とは
せっしょうりょく:話し合いの場をコントロールする技術。相手の要望や反応を見極めながら適切な振る舞いを行い。駆け引きを含む対人関係の処理能力である。妥協点、納得できるポイントを探す行為。
■折衝力が高いと、良好な人間関係が構築できる。つまり、営業や社内でのコミュニケーションなどが円滑に進み、仕事が上手くいく。ヒアリング、共感、対立の解決などにつながる。代替案=問題解決能力。
■折衝力を鍛えるには?
1)ニュースで聞いた音声を即座に言葉にする。
『シャドーイング』と呼ばれる練習。ニュースの原稿は短時間でわかりやすくまとめられているので、情報が整理されている。説明力が鍛えられる。聴く力や集中力を鍛える。
2)相手を深く知ろうとする癖をつける。
相手が求めているポイントを知る。情報収集を行なったり、その人の性格や癖、趣味嗜好が知っておくと、会話の精度が上がる。
3)適切なあいづちを打つ練習。
なるほど、そうですね、それで?、おかげさまで、おっしゃる通りです、すごいなど、
相手を認めるシンプルな言葉。
4)代替案を複数用意しておく。
頭の中でシュミレーションしておく。Aプランにはこれ、Bプランにはこれ。スムーズに話が進むようになる。
==============================
■折衝力が高い人。
1)自分の要望を相手に端的に伝えられる。
2)相手の立場に立ち、場を客観的に分析できる。
3)両者の利害を考慮した代替案を提案できる。
■折衝力が低い人
1)自己中心的な振る舞いをする
2)毅然(きぜん)とした態度ができない。
自信がない人。
3)主張に一貫性がない。
互いの利害を適切に把握するには、相手にこちらがどうしたいかを伝える必要がある。
参照:
https://mitsucari.com/blog/negotiation_ability/
https://www.mdsol.co.jp/column/column_122_1034.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000072.000011466.html
https://jp.indeed.com/career-advice/resumes-cover-letters/diplomatic-skills