大和堆での違法操業
■背景:中国政府は日本政府に『自国の登録漁船は大和堆へ行っていない』と主張。水産庁が退去を警告した中国漁船は2020年に比べて、約4倍の4393隻と判明。これは北朝鮮漁船を抜き外国漁船最多。イカの漁期である6月から中国の違法操業が活発に。
■対策:漁船許可証や登録のない中国漁船に対して、中国政府の対応を求めている。
■大和堆(やまとたい):石川県能登半島沖の日本海中央部にある海底の山。地形が複雑で、魚が集まりやすく、イカ、カニ、底引き網漁などの好漁場となっている。
■排他的経済水域(EEZ)Exclusive Economic Zone: 漁業をしたり、石油などの天然資源を掘ったり、科学的な調査を行ったりという活動を多国に干渉されずに自由に行うことができる水域のこと。海に面している国は、自分の海(領海)の外側に決められた幅を排他的経済水域と設定している。
参照