前脛骨筋(ぜんけいこつきん)
下腿部全部にある筋肉。すね(脛)の外側。
■場所・役割
つま先を上げる背屈(はいくつ=進展 ⇔ 底屈/ていくつ⇔屈曲)
足首を内側に捻(ひね)る(内反 ⇔ 外反)
日常例:歩行走行でつま先をあげる、サッカーでボールをける、階段昇降
脛の外側から土踏まずのあたりまでついている筋肉
ランニングやジョギングをする時は歩いている時の3倍の負担がかかる。(その筋力がないと痛みを引き起こしやすい)
■コリの原因
コリ=筋肉の緊張。
2種類=動かないことによる『こり』と動かしすぎによる『こり』
動:赤ちゃんの抱っこの繰り返し、シェフの立ち仕事など
運動中や長い距離を歩いたり走ったりすると凝りやすい。
静:デスクワーク、編み物、長距離ドライブなど
筋肉が縮んだり、弛んだりする動作が少ないと筋肉が緊張した状態が続く。
そして血流のポンプ機能が上手くいかず、疲労物質や発痛物質がとどまり、コリや不快感が現れる。
■前脛骨筋の場合
1)筋力が足りない 2)柔軟性がない(筋肉が硬くなっている)
■解決法
1)トレーニングで筋肉を大きくする。例:トゥレイズウォーキング
2)ストレッチ:筋肉を伸ばす 例:正座のポジション(=動かすこと)
3)マッサージ:血行促進。筋膜ほぐし。入浴(=温めること)
参照:
https://mitsuraku.jp/kiji/t-stiffness-mechanism-doctor-interview
https://kishiretch.com/stretch-tibialis-anterior-muscle/