リーマンショックとは

リーマンショックとは
■2008年アメリカの大手証券会社リーマンブラザーズが倒産に陥り、その事を発端とした世界的経済危機のこと。

■サブプライムローン問題：低所得者でにも家が買えるように組まれた高利子ローン（ローン住宅会社）。貸し倒れリスクを分散するために、住宅ローン会社は、リーマンブラザースなどの投資銀行に高金利を謳って再建を売っていった。また投資銀行も、リスクの高い高金債券のため、これにさまざま会社の債券などをつけた金融商品として積極的に販売した。（リーマンブラザーズから投資家へ。）

■住宅市場（住宅バブルの崩壊）：１９９７年から２００６年まで住宅価格は２．２４倍上昇する住宅ブーム。しかし、２００６年以降住宅需要がひと段落し、価格が下落。その結果、サプライムローンの返済が滞り、不良債権化。

■金融危機／資産価値暴落：サプライムローンの破綻により投資家は資産を失い、投資家から不安や疑心から資産の売却が一気に進む。

■リーマンブラザーズ倒産：この結果、経営が悪化し、２００８年９月１５日会社倒産。失業者８００万人に。負債額は６０００億ドル（日本国家予算の１０か月分）と言われている。アメリカ経済の不況。
■日本への影響／世界経済危機：日本の株価も一時、１万➁０００円台から６９００円台まで下落。消費も落ち込む、特に車の輸出が落ち込む、日本国内の自動車メーカーおよび下請け企業の生産縮小。景気後退。

参照：

リーマンショックを基礎の基礎からわかりやすく
https://goa-online.net/archives/742
5分でわかるリーマンショック
https://honcierge.jp/articles/shelf_story/8818
リーマンショックはなぜ起こったの？
https://www.sumire100m.com/entry/2018/12/23