レクサス高輪 車検不正
レクサス高輪において、指定整備の検査において、基準を満たす値への書き換えや一部の検査を実施しなかった事実が認めらた。過去2年間で全体の3分の1にあたる565台が対象となる。不正に関与した検査員は4人。
■検査箇所:ヘッドライトの明るさ、パーキングブレークの効きを基準値へ書き換え。
スピードメーターの制度について検査を実施しなかった。
■背景・原因:
人員不足:増加する仕事に対して人員手配が追い付かなかった点。
時短優先:目標が優先され、安全面より時間内で作業を終わらせることが優先された点。
企業文化:営業部門>整備部門の力関係。新車販売台数や車検の入庫台数を会社が評価するシステム。整備部門は立場が弱く、疑問点を発言しづらい風土が慢性化していた点。
■対応:
対象車の再検査を無償で実施。
信頼回復に向けたオペレーションの改善。人員の増員とサービス危機の更新。サービスに必要な追加時間の説明。
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■前例:
3月にネッツトヨタ愛知のプラザ豊橋店で不正車検の対象台数が5158台が発覚した。2018年12月から21年1月に車検を行ったすべての車にあたる。愛知県内で最大手の直営ディーラーである。
不正箇所:排気ガスの一酸化炭素濃度やスピードメーターの誤差、サイドブレーキの制動力などに関する点検、検査を怠ったり、虚偽(きょぎ)の記録を作成した。
参照:
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/35709413.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/29683f068ade14b48b0ec9c681c438645d07f955