記憶とは
記銘⇒保持⇒想起の3ステップ
- 記銘(脳が情報を受け取る)脳内に情報を登録する。読んだり、体験したりインプットする段階。例:美味しいケーキ⇒符号化1234
- 保持(保つ)記銘された情報を持ち続ける。反復が保持を強化する。例:保持1234
- 再生(呼び出す):保持していた情報を取る出す。手がかりが再生を容易にする。例:再生⇒取り出し1234美味しいケーキ
■加齢に伴うもの忘れvs認知症のもの忘れ
■加齢型:加齢による脳機能の劣れ。例:うっかり時間を忘れてしまう、印鑑をどこにしまったか忘れて探している。⇒自分が忘れてきることに自覚がある状態。日常生活に支障はなく、他に障害がみられない。
■認知症型:約束したことを覚えていない、印鑑をしまったことを忘れている。⇒そのこと自体を忘れてしまっている。=記銘ができなくなっている、自覚がない状態。日常に支障ができる。何度も同じことを尋ねたりする。
体験自体に記憶がないので、印鑑がないと盗まれたと思い込み、怒りだすこともあり、ケアが必要。一方で、楽器や裁縫、家事など技能を通した手続き記憶は保たやすい。
参照:
https://info.ninchisho.net/mci/k20
http://www.n-soyokaze.jp/187/187gou6.html