雑煮
三が日(1日から3日)に食べる餅の入った野菜汁。
■ゆらいと食べる理由
平安時代に始まったり、農耕民族の日本人にとって、古くからもちはお祝い事や特別な日にたべる『ハレ』の食べ物だった。大晦日の夜に地元でとれた農産物などを神様にお供えし、翌朝(元旦)にそのお下がりを雑煮にして食べた習慣から。神様の力を頂けるという言い伝えで代々定着した。年神様に供えた餅や里芋、人参、大根を若水(わかみず=元旦の朝に汲む水のことで、昔は井戸から汲み、神棚に供え神聖な水のことを指す。)煮込み元旦に食べたのが始まりだと言われている。
■祝い箸
両方の先が細くなっているお箸。神人共食(しんじんきょうしょく)=神様と人が共に飲食すること。
■もちの意味
丸餅は家庭円満
よくのびるため、長生きの象徴
■味付け:京都は白みそ仕立て、ほか西日本と関東ではすまし仕立てが多い。
餅の形は関西では丸餅が主流、関東は角餅。関西は丸が昔から縁起物であったが、江戸時代人口が関東に集中し、手で丸めるよりも四角い方がたくさん作れることから分かれたと言われている。
■具財と意味
里芋:子芋をたくさんつけるため、子孫繁栄
大根:丸く切って家庭円満
にんじん:赤色は魔よけ効果。
参照:
雑煮とは?
https://www.kyoto-chorishi.ac.jp/knowledge/c0014/
https://www.oisix.com/shop.osechi--cont-zouniyurai__html.htm