土佐文旦(ブンタン)
爽やかな早春の香り
■原産地:中国、台湾で日本には江戸時代に伝わった。ブンタンの標準和名は『ザボン』といい、暖かい地方で栽培される。高知県(94%)の土佐文旦が有名。
■特徴:露地栽培で、果実は大きく、食べ応え(水分が飛び散りにくい◎)があり。外皮は分厚く、種も多い。プリッとした果肉にさっぱりした酸味と甘みで、後口のすっきりした味。優しい苦みがクセになる。12月から1月に収穫され、1か月ほど追熟、減酸された1-2月が旬。
■なぜ高知か?
ブンタンは平均気温16.5度以上が栽培適地とされるため。温暖な高知が最適。
■栄養分:ビタミンCとシネフィリンが豊富。風邪予防。クエン酸を含み、疲労回復、餡知恵―ジングに良い。
ペクチンが豊富。果肉の入っている袋(じょうのう)にはペクチンが多く、整腸作用に効く。
■露地栽培(ろじ):温室を用いずに自然の気候条件や土壌の条件で植物を栽培すること。
■ネットで9個(3L)で4000円程度。
参照: