NZTAKMANのブログ

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二重敬語➁ ×ご連絡させていただきます

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×ご連絡させていただきます

解説:『ご(謙譲語)、連絡、させて(助動詞)、いただく(もらうの謙譲語)、ます(丁寧語)』で成り立っている。

『させていただく』は『相手に許可を得て、ある行為を遠慮しながらすること』を指す。

  • 相手や第三者の許可を受けて行う場合2)それを行うことで恩恵を受ける事実がある場合の条件を満たすときに使用するのが正しい。相手に自分が連絡することに許可を得ていない場合は『ご連絡させていただく』は使えない。さらに謙譲語が重なり二重敬語で不適切。例:体調不良のため、テストを別の日に受けさせていただきました。遅れて出社させていただきます。

※自己都合で勝手に予定や判断を変更した場合(許可を得ていなくても)はどうなるのか?例、×山田は、本日は休ませていただいております。⇒〇本日は、休んでおります。Or本日、休みを取っております。

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×ご連絡差し上げます。

解説:差し上げるは、『与える、やる』の意味のため上から目線な印象を阿多会えてしまうためおすすめしない。

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〇ご連絡申し上げます。(連絡申し上げます)

解説:『ご(謙譲語)連絡、申し上げる(言うの謙譲語)、ます(丁寧語

取引先の目上に人へ使い、お礼や謝罪をするときに使うことが多い。

『ご~申し上げる』という謙譲表現であり、二重敬語ではないため適切。

〇ご連絡いたします。(連絡いたします)

解説:本来は、『ご(謙譲語)、連絡、いたす(するの謙譲語)、ます(丁寧語)』と謙譲語が二重で間違いになるが、慣習的に多く使われているので使用しても問題ではない。

厳密に失礼にならないようにしたい場合は、『連絡いたします』か『ご連絡します』がよい。

■正しい言い回し。

ご連絡いたします/連絡申し上げます/ご連絡します/連絡いたします

■相手に連絡をお願いしたり催促する言い回し。

ご連絡ください。/ご連絡お待ちしております。/ご連絡のほどお待ち申し上げます。

ご連絡いただければ幸いです。/ご連絡お願いいたします。/ご連絡のほどお願いします。

ご連絡いただけますでしょうか。

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参照:

https://eigobu.jp/magazine/gorenrakuitashimasu