TEFAL / T-fal(ティファール)
■概念・オペレーション:フランスの調理器具ブランド(1956年創業/日本では1975年―)。仏セブグループ傘下。調理器具、小型家電メーカーのトッププレーヤーとして世界約150か国で使われている。
日本国内:直営店27店舗(イオン系ららぽーと系)、アウトレット24店舗(三井系、三菱系)
■強み・特徴:
1)こびりつかない、フッ素樹脂加工。(1956年発明)新分野を開拓し、ブランド力を普及。
フランス人エンジニア、マーク・グレゴリーが趣味の釣りからアルミにフッ素樹脂加工を思いつく。独自のコーティング技術。長く安心して使える。
2)『取っての取れる』デザイン(インジニオシリーズ)。かさばらず収納しやすい。
片手ワンアクションと安定感が売り。余熱、適温の目安になる『お知らせマーク』機能も好評。
3)多角商品展開でブランド力を拡大:アイロン、スチーマー、電気ケトルなど。
トレンドや機能性を先取りした開発力が強みで、お客様の生活の喜びに貢献する。
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■売れ筋:フライパン(4950年―7260円)、電気ケトル、電気圧力鍋、圧力鍋
価格帯:13000円―45000円
2021年、耐摩耗(まもう)性を6倍向上した『チタンアンリミテッドコーティング』シリーズを開発。さらにこびりつきにくく長持ちするリニューアル商品。
■課題:1)競争激化、プライベートブランドやルクルーゼ、国内地場焼き物メーカーなど、顧客の選択肢が多様化。2)収納面以外で機能性がまだまだ伝わっていない。例:オーブン皿としてそのままオーブンに入れられたり、『シールリッド』という専用の蓋をしてそのまま冷蔵庫にも入れられる。
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参照:
https://www.t-fal.co.jp/about-t-fal/about/