ドーパミン断食(Daigoさん)
■課題:ドーパミン過剰の現代人(他にも、LINE、SNS,ソシャゲ、ギャンブル、砂糖、買い物中毒、たばこ、薬物、アルコールなど。)⇒先進国(モノやサービスが充実した社会)ほど、うつ病、不安障害、慢性痛、自殺者が増加している。快感が増えすぎる環境。
■なぜか?豊かな人(例:稼いでる人)を見ることで、自分が豊かでないように感じてしまう。
(本来幸せは比較せず、自分で決めるもの)
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■ドーパミンとは?&そのメカニズム:快楽ホルモンで楽しいことや面白いことを見ると、ドーパミンが分泌される。通常は、分泌しすぎないように人間の脳はできている。
■ドーパミンバランス:バランスが崩れると、メンタルが弱くなる。
人間は喜びと苦しみはもともと半々ぐらいであり、それぞれの処理をする場所は同じ。
苦しみもあるから、喜びも感じられる(アップダウン)。人は、喜び(達成感や開放感)を味わうために努力(苦しみ)ができるように進化してきた。⇒喜びも苦しみも偏りすぎないように設計されている。
例:苦しみ>喜び;ランナーズハイ、テスト勉強など。(苦しみ過ぎて病まないように脳が調整している)
喜び>苦しみ:ゲーム、ギャンブル(楽しいことばかりしていると、脳が飽きるように信号を送る。死なないように飽きさせ、他の行動に結びつける)
⇒このバランス調整機能を『ホメオスタシス』と呼ぶ。
■■バランスが崩れるとどうなるのか?
喜び慣れてしまう。タバコが美味しく感じたり、薬物が気持ちいいのが、やがでなんとも感じなくなる。タバコ慣れした体(脳)になり、吸っていないと不安、不眠、イライラ、枯渇感が生まれる。
⇒中毒、依存症状。
デジタルドーパミン:スマホでも同じ事が起こる。⇒自分を正常に保つために、スマホの動画や画像を見る。見ていないと不安、イライラになる。(禁断症状=依存性のあるものを止めることで起こる症状):
『もっともっと中毒』になり些細な幸せや現在を楽しめなくなる。
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■対決策:1か月のドーパミン断食。(大脳が落ち着くようになる)
自分がはまっているコンテンツ(Youtube,ソシャゲ、Netflixなど)を一カ月止めてみる。
エンタメ系を特にやめる。⇒実験結果では、不安、落ち込み、気分のアップダウンが改善された人が多かった。(脳のバランスが回復するから)
■挫折しやすいため、最初の12時間が勝負。
なぜ12時間が重要か?脳が最も快楽を欲求するから。
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参照: