トレイルランニングとは?Trail Running
■トレイルとは未舗装路のこと。例:林道、砂利道、登山道などを総称してトレイル。
これらの路を走るのがトレイルランニング。トレラン、山岳レースとも呼ばれる。
■日本での歴史(本格的に普及したのは、2000年代):
日本で最古の大会は1913年の富士登山競争から。
1948-富士登山駅伝(自衛隊、学生、社会人が参加)300人規模が富士山の頂上を目指す過酷なレース。21kmの山頂コースと15kmの五合目コース。
1993- ハセツネカップ(東京都):登山家(故)長谷川恒男由来。
2002-トランスジャパンアルプスレース。富山県。制限時間8日。定員30人。415㎞
2012-ウルトラ・トレイル・マウントフジ(UTMF)山梨県。定員1200。168km
100km以上の競技コースの大会はUltra-Trailと呼ばれる。
■魅力:走りながら自然を楽しめる点(澄んだ空気や清らかな川、良い眺め、日陰が多く涼しい)。
メディテーションになる点。精神的安定、雑念が消え、今に集中できる。
謙虚さ、素直さ:大自然相手に取り繕っても自分のありのままが跳ね返ってくる。練習してなければケガもするし完走もできない。自分がいかに小さく生かされていることを実感できる。
他人を思いやれる点:苦しいコースを共に走ることで励まし合ったり、声を掛け合って気遣える人とのつながり。
■過酷さ:標高差(高低差)とペース配分。
標高差:アップダウンで地表(落ち葉、岩、根っこ)が不規則なため、体のバランスを保ちながら走り切る体力が必要。ペース配分:ロードと違う、上りと下りがあり、心拍計を目安に考えるのが良い。
■シーズン:春から秋がハイシーズン。ロードランニングは冬場がハイシーズン。
■荷物・準備:バックパック・シューズ・ジャケット・飲料・行動食・地図・時計・コンパス・ホイッスル・ライト・ファストエイドキット・テーピングなど。
専用シューズ(ソールの凸凹が大きく、岩や木の根から足を守るプロテクションがしっかりとついている)
■有名選手:Gediminas Grinius
Timothy Olson
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■丘陵(きゅうりょうrolling hills / rugged hill range/ low maintain range ):なだらかな起伏や小山の続き地形のこと。日本では海抜300m以下を指す。
宮城の松島丘陵、千葉の房総丘陵、埼玉の狭山丘陵など。
参照: